superpower
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
「super-(超える・上回る)」+「power(力・権力)」という構造から生まれた単語。単なる「強い力」ではなく、**通常の基準をはるかに超えた、他の追随を許さないほどの力**というイメージが核にある。だからこそ、現実世界では「世界を動かすほどの軍事・経済力を持つ超大国」を指し、フィクションでは「人間の能力の限界を超えた不思議な力=超能力」を意味する。どちらの用法も「普通の枠組みを圧倒的に突き破った力の存在」という点で共通している。
2意味一覧
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名詞
超大国(圧倒的な軍事・経済力を持つ国家)
他国を凌駕するほどの国力=「通常を超えた国家権力」というコアイメージがそのまま当てはまる。冷戦期のアメリカとソ連がその典型例。 -
名詞
超能力(漫画・映画などで登場人物が持つ人外の特殊能力)
人間の通常の身体能力や知覚能力を大幅に超えた力というコアイメージから、フィクションにおける「特殊な異能力」を指すようになった。 -
名詞
(比喩的に)突出した得意能力・強み
「その人が他者を圧倒するほど優れている能力」という意味で口語的に使われる。コアイメージの「超越した力」が個人の才能に転用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「超能力」の意味では power だけでなく必ず super- が付く点に注意。単なる talent(才能)や ability(能力)とは異なり、「常識的な基準を圧倒的に超えている」というニュアンスが必須。日本語の「スーパー」感覚で軽く使うと意味が薄れることがある。
「超大国」の意味は大学受験のみならず国際政治の文脈で頻出。great power(大国)との違いに注意:great power は単に有力な国を指すが、superpower は世界全体に影響を及ぼせるほどの圧倒的な力を持つ国に限定される。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| great power | 「強国・大国」という意味で superpower より広い範囲の国に使われる。superpower ほど圧倒的・独占的な力のニュアンスはない。 |
| hegemon | 「覇権国・支配的な強国」を指す学術的・政治的な語。superpower より硬い文体で使われ、「他を支配・統率する」という権力関係のニュアンスが強い。 |
| special ability / power | フィクション文脈で「特別な能力」を指すが、superpower のような「人知を超えた非凡さ」という強調ニュアンスはやや弱い。 |
対義語: minor power、weak state、ordinary ability
6派生語・関連語
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super
接頭辞・形容詞・副詞
超える・超~・非常に(口語では「とても」の意味でも使われる) -
power
名詞・動詞
力・権力・能力・(動詞で)動力を供給する
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powerful
形容詞
強力な・有力な
7コロケーション
- emerging superpower(台頭する超大国)
- have a superpower(超能力/突出した能力を持つ)
- global superpower(世界的超大国)
8確認テスト
“China is increasingly being recognized as a superpower that rivals the United States in economic and military terms.”
① 超能力
② 超大国
③ 強力な兵器
④ 優れた指導者
② 超大国。文脈がアメリカと並ぶ「国家レベルの軍事・経済力」について述べており、国際政治における superpower(通常の国家の枠を超えた圧倒的な力を持つ国)の意味が当てはまる。①の超能力はフィクションの文脈で使われ、③④は superpower の意味としては存在しない。
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