tackle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
tackleの根底にあるイメージは「対象に正面から向き合い、力強く捉えにいく」こと。ラグビーや格闘技で相手に組み付く「タックル」がまさにその原型。ここから転じて、問題や課題に対しても「逃げずに真っ向から立ち向かい、格闘する」というニュアンスが生まれた。さらに「議論を戦わせる」のも、相手の意見に正面からぶつかっていくイメージ。日本語の「取り組む」よりも、もっと積極的・能動的に「捕まえにいく」感覚が含まれているのがtackleの特徴。単なる作業着手ではなく、困難を承知で果敢に挑む姿勢がある。
2意味一覧
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動
(問題・困難に)取り組む、立ち向かう
困難な問題をラグビーの相手選手のように「正面から捕まえにいく」イメージ。difficulty, problem, issueなどと頻繁に結びつく。 -
動
(人に)直接問い詰める、議論を戦わせる
人物に対して正面からぶつかっていくイメージ。「tackle someone about/on something(〜について誰かに直談判する)」の形でよく使われる。 -
動
(スポーツで)タックルする、組み付く
コアイメージそのまま。相手に体ごとぶつかって止める、最も原義に近い用法。 -
名
タックル;(釣り・作業用の)道具、装備
「何かを捕まえるための器具」という意味。fishing tackle(釣り道具)は魚を「捕まえる」道具であり、コアイメージと一致する。
3例文
4よくある間違い・注意点
tackle a problemを「問題を解決する(solve)」と混同しないこと。tackleは「取り組み始める・立ち向かう」プロセスに焦点があり、解決が保証されるわけではない。「問題を解決しようと格闘する」という姿勢を表す。
名詞のtackleは「釣り道具(fishing tackle)」の意味も持つが、試験では動詞用法が中心。また「tackle someone about〜(〜について人に直談判する)」の前置詞aboutのセットも要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| address | addressも問題に向き合う意味だが、より改まった・公式な場での「対処・取り上げる」ニュアンス。tackleほどの力強さ・格闘感はない。 |
| deal with | deal withは「処理する・対応する」と広く使えるが、tackleよりも中立的。困難への積極的な挑戦という意志が薄い。 |
| confront | confrontも「正面から向き合う」点は共通だが、対立・衝突のニュアンスが強く、問題よりも人や状況との対決に使われやすい。 |
対義語: avoid、evade、ignore
6派生語・関連語
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tackler
名
タックルする人
7コロケーション
- tackle a problem / issue / challenge(問題・課題に取り組む)
- tackle someone about something(〜について人に直談判する)
- fishing tackle(釣り道具)
8確認テスト
The manager tackled the employee about his repeated absences.
①マネージャーはその従業員の繰り返しの欠勤に取り組んだ。
②マネージャーはその従業員の繰り返しの欠勤についてタックルした。
③マネージャーはその従業員の繰り返しの欠勤について直接問い詰めた。
④マネージャーはその従業員の繰り返しの欠勤を無視した。
正解は③。tackleは「問題」だけでなく「人」を目的語にとり、「〜について直談判する・問い詰める」という意味になる。①は「問題に取り組む」という用法との混同で、この文では employeeが目的語なので不自然。「人に正面からぶつかっていく」コアイメージから③が導き出せる。
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