hypothesis
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
「hypothesis」はギリシャ語の「hypo(下に)」+「thesis(置くこと)」が語源で、「議論や研究の下に置かれた土台」というイメージを持つ。まだ証明はされていないが、そこから議論や実験を展開するための出発点となる命題のこと。単なる思いつきではなく、論理的根拠に基づいた「検証可能な仮の主張」という点が本質。日常語の「仮定」よりも、科学的・学術的な文脈で使われることが多い。この「土台として置かれた、まだ検証待ちの考え」というコアイメージから、「仮説」「仮定」「前提」といった訳が文脈に応じて生まれる。
2意味一覧
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名詞
仮説(科学的・学術的な文脈)
実験や研究の「土台として置いた」まだ証明されていない命題がまさにコアイメージそのもの。検証によって正しいかどうか確かめられるべき仮の主張を指す。 -
名詞
仮定・前提(議論の出発点となる想定)
議論や推論を進めるために「下に置いた」前提条件という意味でも使われる。証明よりも、思考の枠組みを作るための想定に近いニュアンス。 -
名詞
推測・見立て(日常的な使い方)
口語的な文脈では、厳密な科学的仮説でなくても「まだ確認はとれていないが、おそらくこうではないか」という推測を指すこともある。ただし正式な用法としては学術寄りの語。
3例文
4よくある間違い・注意点
「theory(理論)」との混同に注意。theoryはすでにかなりの証拠や検証に裏付けられた体系的な説明を指すのに対し、hypothesisはまだ検証されていない段階の仮の主張。「進化の仮説」ではなく「進化の理論(theory of evolution)」が正しいのはこのため。
「assumption(思い込み・前提)」との違いも意識したい。assumptionは根拠なく「そうだと見なす」ニュアンスが強いが、hypothesisは論理的な根拠に基づいた検証可能な命題というニュアンスがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| theory | 検証・証拠によって裏付けられた体系的な説明。hypothesisより確度が高く、学術的に確立された段階の主張を指す。 |
| assumption | 証拠や根拠なしに「そうだと見なす」前提。hypothesisほど論理的・学術的ではなく、思い込みのニュアンスも含む。 |
| conjecture | 十分な証拠なしに推測された考え。hypothesisより根拠が薄く、「当て推量」に近いニュアンス。 |
| premise | 議論や推論の出発点となる前提。hypothesisより中立的で、必ずしも検証の対象とならない場合もある。 |
対義語: conclusion(結論)、proof(証明)、fact(事実)
6派生語・関連語
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hypothesize
動詞
仮説を立てる、仮定する -
hypothetical
形容詞
仮説の、仮定の、仮定上の -
hypothetically
副詞
仮定上は、もし仮に
7コロケーション
- form / put forward a hypothesis(仮説を立てる・提示する)
- test / verify a hypothesis(仮説を検証する)
- working hypothesis(作業仮説:研究を進めるための暫定的な仮説)
8確認テスト
“Working on the hypothesis that stress causes illness, the researchers designed a series of experiments.”
① 直感
② 前提のもとで
③ 証明として
④ 結論として
② 前提のもとで。「on the hypothesis that ~」は「~という仮定・前提のもとで」という意味の定番表現。コアイメージ「土台として置いた想定」を出発点に研究を進めているため、「前提のもとで」が最も自然。①「直感」は根拠のない思いつきのニュアンスで不適切。③④はすでに結論が出ているように読めてしまい、まだ検証段階というhypothesisのニュアンスと矛盾する。
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