target
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
targetのコアイメージは「意識的に狙いを定めた対象・地点」です。弓矢の「的(まと)」が原義で、そこには「意図的に選ばれ、エネルギーや注意が向けられる焦点」というニュアンスがあります。物理的な標的(射撃の的)から、抽象的な達成すべき数値(売上目標)、批判や攻撃の矛先(批判の対象)まで、「何かが向かっていく先として意識的に設定された点」という感覚が一貫しています。goalが「最終的にたどり着きたい終着点」なら、targetは「具体的に照準を合わせられた対象」。数値や期限が伴うことが多く、よりビジネスライクで測定可能なニュアンスを持ちます。
2意味一覧
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名
標的・的(まと)
最も原義に近い用法。弓や銃の照準を「意識的に向ける対象」がそのままの意味で使われる。 -
名
(達成すべき具体的な)目標・目標値
意識的に照準を定めた先に「数値や期限を伴う達成点」があるイメージ。売上や成績など測定可能な目標に使われやすい。 -
名
(批判・攻撃などの)対象・的
批判や悪意が「照準を向ける先」としての対象。「批判の的になる」という日本語と発想が一致する。 -
動
〜を狙う・〜を対象にする
照準を意識的に向ける行為そのもの。広告や政策が特定の層を「ターゲットにする」用法が代表的。 -
形
目標の・対象となる
「照準が向けられた」という形容詞的な用法。target audience(対象読者・視聴者)などで使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
goalと混同しがち。goalは「最終的な夢や終着点」で感情的・長期的なニュアンスが強いのに対し、targetは「具体的な数値や期限を伴う測定可能な目標」。’My goal is to be happy’は自然だが’My target is to be happy’は不自然。
「target」は中立的な単語だが、文脈によって「狙われる側(被害・批判の的)」にも「狙う側の行為(〜を対象とする)」にもなる。主語や構文から方向性を読み取ることが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| goal | 最終的に目指す夢や目的地。期限・数値が不明確でも使え、より感情的・長期的なニュアンス。targetより抽象的。 |
| aim | 意図・狙いそのものに焦点。targetが「向かう先の対象」なら、aimは「向ける行為・意図」。’My aim is to improve’のように動詞的感覚が強い。 |
| objective | 具体的で達成可能な中期的目標。ビジネスや軍事で多用され、targetより計画的・組織的な響き。 |
| mark | 射撃などの「的」という意味ではほぼ同義だが、hit the mark(的を射る・成功する)のような慣用句で頻出。 |
対義語: source、origin
6派生語・関連語
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targeted
形
対象を絞った・ターゲットを定めた(例:targeted advertising=ターゲット広告) -
targeting
名・動(進行形)
ターゲティング・対象を絞る行為 -
on target
句
目標通りに進んでいる・順調な
7コロケーション
- meet / hit a target(目標を達成する)
- set a target(目標を設定する)
- target audience / group(対象読者・対象集団)
8確認テスト
“The new policy specifically targets low-income households.”
① その新しい政策は、低所得世帯を的(まと)に撃つ。
② その新しい政策は、低所得世帯を標的として攻撃する。
③ その新しい政策は、低所得世帯を対象として定めている。
④ その新しい政策は、低所得世帯の目標を設定する。
③
「照準を意識的に向ける=対象とする」というコアイメージがここでは政策の適用先に使われている。①②は「攻撃」の響きが強すぎ、④は意味が逆転している。targetには「狙う・向ける」という方向性があり、政策・広告・支援が特定の層を「対象とする」文脈での最頻出用法の一つ。
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