think
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
thinkのコアイメージは「頭の中で何かを形成・処理する」こと。脳内で考えが像を結ぶ、あるいは浮かび上がるイメージだ。「思う」と訳されるときは感覚的・直感的に何かが浮かぶニュアンス、「考える」と訳されるときは意識的に頭を働かせるニュアンス、「予想する」と訳されるときは未来の像を頭の中で描くニュアンスになる。また「~だと見なす・評価する」という意味でも使われ、これも「頭の中で対象にレッテルを貼る=像を与える」という同じ根から来ている。日本語では「思う・考える・予想する・見なす」と複数の動詞が必要になるが、それらすべてが「頭の中で像を結ぶ」という一つのコアイメージに収束している。
2意味一覧
-
動詞
思う(感覚・直感的に何かが浮かぶ)
何かが頭の中にふっと像を結ぶイメージ。意識的な推論というよりも、自分の中の感覚や印象が「浮かぶ」感じ。 -
動詞
考える(意識的に頭を働かせる)
頭の中で情報を積極的に処理し、像を作り上げていくイメージ。think about / think over などの形でよく使われる。 -
動詞
予想する・見込む
まだ起きていない未来の出来事を頭の中に像として描くイメージ。「~だろうと思う」という確信度が低い推量にも使われる。 -
動詞
~だと見なす・評価する(think A B / think of A as B)
頭の中でAにBというラベルを貼り、像を与えるイメージ。日本語では「~だと思っている」よりも「~とみなす」が自然な文脈でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「I think」を常に「私は思います」と丁寧に訳そうとする癖がある。実際には文脈によって「たぶん〜だろう」「〜じゃないかな」「〜と考えている」など様々な訳が自然。コアイメージを掴めば文脈に合った日本語が自然と出てくる。
thinkとconsiderを混同しやすい。thinkが「頭の中に像が浮かぶ・処理する」という広いコアイメージを持つのに対し、considerは「じっくりと様々な角度から検討する」という入念さが含まれる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| believe | 信念・信条として「〜だと信じる」ニュアンスが強い。thinkより確信度が高く、かつ感情・信条が伴う。 |
| consider | 複数の要素をじっくり吟味しながら検討するイメージ。thinkより熟慮・慎重さが前面に出る。 |
| suppose | 根拠が薄い仮定・推測を表す。「たぶんそうだろう、まあそう思う」という消極的な同意にも使われる。 |
| reckon | 主にイギリス英語の口語で「〜だと思う」の意味。thinkよりカジュアルで直感的な判断を示す。 |
対義語: know(知っている=確実)、doubt(疑う)
6派生語・関連語
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thought
名詞・動詞過去形
考え、思想、思考(名詞)/thinkの過去形・過去分詞
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thinker
名詞
思想家、考える人 -
thinking
名詞・形容詞
考え方、思考(名詞)/思慮深い(形容詞) -
thoughtful
形容詞
思慮深い、思いやりのある
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thoughtless
形容詞
思慮のない、軽率な
7コロケーション
- think about ~(〜について考える・どう思うか考える)
- think of A as B(AをBとみなす・評価する)
- think over ~(〜をじっくり考え直す)
8確認テスト
She thinks of him as a brother.
① 彼女は彼のことを兄だと思っている
② 彼女は彼のことを弟のように考えている
③ 彼女は彼を兄のように見なしている
④ 彼女は彼について考えている
③「彼女は彼を兄のように見なしている」が最も自然。think of A as Bは「AをBとして頭の中に位置づける=見なす」というコアイメージ。①は「実際の兄」と誤解される可能性があり、②は「弟」という訳が不正確(brotherは兄・弟どちらでもよいが、ここで重要なのは「見なす」のニュアンスが抜けている点)、④はthink of~を「〜について考える」と誤訳したケース。
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