wool
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
woolのコアイメージは「羊などの動物の体に生える、縮れた柔らかな天然繊維」です。羊(sheep)から刈り取った生の毛そのものを指すこともあれば、それを加工した糸・生地・織物全般を指すこともあります。綿(cotton)が植物由来であるのに対し、woolは動物由来の繊維であることが本質です。また、その縮れた・もこもこした質感からの比喩的な使い方もあり、「pull the wool over someone’s eyes(目をくらます・だます)」という慣用句にもその「覆い隠す」イメージが生きています。素材としての温かみや自然さがこの語の根底に流れています。
2意味一覧
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名詞
羊毛(羊などから刈り取った生の毛)
動物の体に生えた繊維そのものがwoolの出発点。農業・畜産の文脈でよく使われる最も基本的な意味。 -
名詞
毛織物・ウール(woolを加工した糸・布・衣類の素材)
羊毛を素材として捉えた意味。「ウール100%のセーター」のようにファッション・素材の文脈で使われる。 -
名詞
(比喩的に)もじゃもじゃした毛・髪
woolの「縮れてもこもこした」質感からの比喩的拡張。人の縮れた髪などを指すことがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
woolとfurの混同に注意。woolは主に羊などの「刈り取れる縮れた繊維質の毛」を指すのに対し、furは毛皮用の「なめらかな毛」全般を指す。また、woolはcotton(綿)やsilk(絹)と並ぶ「素材」として使われることが多く、clothingやfabricとのコロケーションを整理しておくと実用的。
「pull the wool over someone’s eyes(~をだます)」という慣用句は試験にも出やすいが、woolの基本イメージ(覆い隠す柔らかい毛)と結びつけて覚えると忘れにくい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fleece | 羊から一度に刈り取った毛の塊・一枚を指す。woolより「刈り取り作業」に焦点があり、生の状態の羊毛に使われることが多い。また、フリース素材(合成繊維)も指す。 |
| fur | 動物の毛全般(特に毛皮用の滑らかな毛)を指す。woolのような「縮れた繊維質」ではなく、コートなどに使われるなめらかな毛皮のイメージ。 |
| yarn | woolなどを撚り合わせて作った「糸」のこと。woolが素材そのものを指すのに対し、yarnは加工後の糸の状態を指す。 |
対義語: cotton、silk、synthetic fiber
6派生語・関連語
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woolen / woollen
形容詞
ウール製の、毛織りの(例:a woolen coat 毛のコート) -
woolly / wooly
形容詞
ウールのような、もこもこした;(考えなどが)あいまいな・ぼんやりした
7コロケーション
- wool sweater(ウールのセーター)
- raw wool(生の羊毛・未加工の羊毛)
- pull the wool over someone’s eyes(~をだます・目をくらます)
8確認テスト
“Be careful — that salesman is trying to pull the wool over your eyes.”
①ウールの商品を無理やり買わせようとしている
②あなたの目を温めようとしている
③あなたをだまそうとしている
④ウールのコートを目の前に広げようとしている
③が正解。「pull the wool over one’s eyes」はwoolの「覆い隠す・目をふさぐ」イメージからきた慣用句で、「人をだます・目をくらます」という意味。woolを「羊毛・素材」と字義通りに解釈すると①や④のような誤りに陥る。コアイメージ(覆い隠す柔らかい毛)と結びつけて慣用表現として覚えておくことが重要。
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