ubiquitous
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
ubiquitousのコアイメージは「あらゆる場所に同時に存在している」というものです。語源はラテン語の「ubique(どこにでも)」で、もともとは神学用語として「神はいたるところに同時に存在する(遍在する)」という意味で使われていました。このニュアンスが重要で、単に「広く分布している」というだけでなく、「どこへ行っても必ず目にする」「避けようとしても避けられないほど普及している」という少し圧倒的・息苦しさを帯びた存在感を含むことがあります。スマートフォンや監視カメラなど、現代社会の文脈では「蔓延している」に近いニュアンスで使われることもあります。
2意味一覧
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形容詞
至る所にある、どこにでもある
「あらゆる場所に同時に存在する」というコアイメージが直接反映された基本義。文脈によって「普及している」「蔓延している」とも訳せる。 -
形容詞
(人・物が)いつでも現れる、常に付きまとう
空間的な「どこにでも」が時間的な軸にも拡張され、「いつどこにいても遭遇する」という意味合いになる。特定の人物・現象が執拗に存在感を示す場合にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
ubiquitousは「たくさんある(many/numerous)」とは異なり、「どこへ行っても必ず存在する」という遍在性がポイントです。数が多いだけでは使えず、「場所を選ばず存在している」という質的な普遍性が伴う場合に使います。
「至る所にある」と訳しがちですが、文脈によってはやや批判的・皮肉的なニュアンス(「うんざりするほどどこにでもある」)を含むことがあります。中立的な普及を述べる場合と、やや否定的なニュアンスの場合を文脈から読み取る練習をしましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| omnipresent | 神学的・哲学的な「遍在」を強調する格式ばった語。神・自然力など抽象的な存在に使うことが多く、ubiquitousより大げさで文学的な響きがある。 |
| pervasive | 「じわじわと広がり浸透している」というイメージ。静的に存在するubiquitousと違い、影響・においなどが「染み渡っている」動的な広がりを示す。 |
| prevalent | 「(現在)広く見られる・一般的だ」という頻度・割合に着目した語。ubiquitousほど「どこにでも」という空間的遍在性は強くない。 |
対義語: rare、scarce、uncommon
6派生語・関連語
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ubiquity
名詞
至る所に存在すること、遍在(性) -
ubiquitously
副詞
至る所に、どこにでも
7コロケーション
- become ubiquitous(至る所に普及する)
- ubiquitous presence(どこにでも見られる存在感)
- seemingly ubiquitous(至る所にあるように見える)
8確認テスト
Coffee shops have become so ubiquitous that it’s hard to walk a block without passing one.
① コーヒーショップはとても人気があるので、列に並ばずに入ることが難しくなった。
② コーヒーショップはあまりにも至る所に存在するようになり、1ブロック歩けば必ず目にするほどだ。
③ コーヒーショップは非常に高級になったため、気軽に立ち寄れなくなってしまった。
④ コーヒーショップは規制が多くなり、新規開業が難しい状況になっている。
②が正解。ubiquitousのコアイメージ「どこへ行っても必ず存在する」が、「1ブロック歩けば必ず目にする」という空間的な遍在性として表れている。「hard to walk a block without passing one(1ブロック通り過ぎずに歩くことが難しい)」という表現がubiquitousの「避けようがないほど普及している」というニュアンスを強調している。
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