ugly
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
uglyのコアイメージは「見る者・関わる者に不快感・嫌悪感・危険感を与える状態」です。もともとOld Norse語の「ugga(恐れる)」に由来し、「怖れをもよおさせるほど不快なもの」という感覚が根底にあります。見た目が醜いという視覚的な不快感から出発しつつ、状況が「険悪・やっかい」というように感情的・社会的な不快感にも広がります。つまり、外見の美醜だけでなく「関わりたくない、目を背けたくなる、嫌な予感がする」というネガティブな感覚全般をカバーする言葉です。文脈によって「醜い・ひどい・険悪な・やっかいな」と訳が変わりますが、底にある「不快・嫌悪」の感覚は一貫しています。
2意味一覧
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形容詞
醜い、見苦しい
最も基本的な用法。見る者に視覚的な不快感・嫌悪感を与える外見を指す。beautifully の対極。 -
形容詞
ひどい、不快な(傷・出来事など)
見た目や状況が「目を背けたくなるほど不快」という感覚。傷跡や事故など、直視したくないものに使われる。 -
形容詞
険悪な、殺気立った(雰囲気・状況)
人間関係や場の雰囲気が「危険・不穏で関わりたくない」感じ。争いや緊張が高まった状況に使う。 -
形容詞
やっかいな、厄介な(問題・状況)
問題や状況が「嫌悪感を感じるほど複雑・困難」というイメージ。簡単には解決できない面倒な事態を指す。 -
形容詞
意地悪な、粗暴な(性格・言動)
外見ではなく内面や態度が「嫌悪感を与える」用法。ugly temper(短気で粗暴な性格)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
uglyを「外見の醜さ」専用と思いがちだが、状況・雰囲気・性格にも使える幅広い語。’things got ugly’(状況が険悪になった)のような表現で使いこなせるようにしよう。
badやteribleとの混同に注意。uglyは単に「悪い」ではなく「嫌悪感・不快感を呼び起こす」というネガティブな情動を伴うニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hideous | uglyより強烈で、「ぞっとするほど醜い・おぞましい」という恐怖に近い嫌悪感を伴う。 |
| unsightly | 「見栄えが悪い・目障り」という視覚的な不快感に限定され、状況や性格には使わない。 |
| nasty | 「不快・意地悪・汚い」という感覚はuglyに近いが、より口語的で悪意・不潔さのニュアンスが強い。 |
| grim | 「厳しい・暗い・ぞっとする」という暗く重い不快感で、状況の深刻さを強調する点でuglyより陰鬱なイメージ。 |
対義語: beautiful、attractive、pleasant、calm
6派生語・関連語
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ugliness
名詞
醜さ、不快さ、険悪さ -
uglify
動詞
醜くする(あまり一般的ではない)
7コロケーション
- ugly scene(険悪な場面、見苦しい光景)
- ugly rumor(不快な・ひどい噂)
- turn ugly(険悪になる、状況が悪化する)
8確認テスト
“The debate between the two politicians turned ugly, with both sides shouting at each other.”
① その議論は醜い形に変形した
② その討論は険悪な雰囲気になった
③ その討論はやっかいな問題になった
④ その議論はひどい誤解を生んだ
② uglyのコアイメージ「関わりたくなくなるほど不快・不穏」が、人間関係・場の雰囲気に適用された用法。’turned ugly’は「状況が険悪になった」という定番表現で、外見とは無関係。怒鳴り合いという文脈からも「険悪な雰囲気になった」が最も自然。
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