track
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
trackの根底にあるイメージは「何かが通り抜けた後に残る連続した痕跡・筋道」です。地面に残る足跡(足跡・小道)、列車が走るための連続したレール(軌道・線路)、船や飛行機が進む空間上の線(航路・進路)、音楽CDの各曲(サウンドトラック=音の筋)、そして「物事の流れ・方針」まで、すべて「連続した線として追える何か」という共通イメージから来ています。動詞として使うと「その筋道を追いかける=追跡する」という意味になるのも自然な流れです。
2意味一覧
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名詞
足跡・痕跡
人や動物が通り抜けた後に地面に残る「連続した痕跡」がコアイメージそのもの。trackの最も原初的な意味。 -
名詞
小道・踏み分け道
人や動物が何度も通ることで自然にできた「痕跡が連続した道」。整備された道路ではなく、踏み固められた素朴な道筋。 -
名詞
軌道・線路
列車が走るために敷かれた「連続した筋道(レール)」。物理的な「筋道」の典型例。 -
名詞
走路・トラック
陸上競技などで選手が走る「連続した環状の筋道」。競技場のtrackもこのイメージ。 -
名詞
航路・進路・方針
船・飛行機・人の意思決定が「連続して進んでいく筋道」。例文の「on the same track(同じ方針で)」もこの意味。 -
名詞
(CDなどの)曲・トラック
レコードの溝=「音の筋道」が語源。サウンドトラック・音楽の各曲番号はすべてこのイメージ。 -
動詞
追跡する・追う・(変化を)記録・追跡する
「痕跡(track)の筋道をたどる」ことから「追跡する」に。現代ではデータ・位置情報などを継続的に記録・監視する意味でも頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「track」を「道」と覚えてしまうと、整備された道路(road / street)と混同しがち。trackはあくまで「痕跡によってできた筋道」や「特定目的のための連続した線」であり、一般的な道路とは異なる。また、keep track of〜(〜を把握し続ける)・lose track of〜(〜を見失う)・on track(順調に)・off track(脱線して)などの重要イディオムはセットで覚えること。
動詞trackを「追跡する」とだけ覚えると、「track progress(進捗を追う)」「track spending(支出を記録する)」など、現代で頻出の「データ・情報を継続的に記録・監視する」用法を見落としやすい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| path | pathも「道・経路」だが、物理的な小道や人生の歩みなど比較的広い意味。trackは「痕跡・筋道」という連続性・方向性のニュアンスが強い。 |
| trail | trailも「踏み分け道・痕跡」だが、自然の中の散策路や残り香・けむりなど「後に残るもの」に重点。trackより詩的・感覚的な響きがある。 |
| trace | traceは「かすかな痕跡・形跡」で、trackより微細で消えかけた印象。動詞では「由来をたどる・線を引く」の意も。 |
対義語: lose track of(把握を失う)、off track(脱線・方向違い)
6派生語・関連語
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tracking
名詞・動名詞
追跡・トラッキング(位置情報や進捗の記録・監視) -
tracker
名詞
追跡者・トラッカー(追跡装置・アプリを含む) -
soundtrack
名詞
サウンドトラック(映画などの音楽・音声の「音の筋道」) -
racetrack
名詞
競馬場・サーキット(レース用の走路)
7コロケーション
- keep track of 〜(〜を把握し続ける・記録する)
- on track(順調に進んで・正しい方向で)
- lose track of 〜(〜を見失う・把握できなくなる)
8確認テスト
“Scientists are using satellites to track the movement of the storm.”
① 嵐の動きを記録・追跡する
② 嵐の動きを止める
③ 嵐の動きを予測する
④ 嵐の動きを無視する
① 「連続した筋道をたどる=追跡する」というtrackのコアイメージがそのまま動詞として表れている用法。衛星で嵐の軌跡を継続的に「追い続ける・記録する」という意味が最も自然。②〜④はコアイメージと無関係。
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