wave
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
waveのコアイメージは「うねりながら広がるもの・動き」です。海の波が水面を伝わってうねるように、waveはエネルギーや状態が空間・時間を通じて広がっていく様子を表します。物理的な「水の波」はその典型ですが、音・光・電波など目に見えないものが伝わる「波動」、感情や現象が社会に広がる「高まり・ウェーブ」、そして手をひらひらと振る「手を振る」という動詞的用法も、すべて「うねるように動く・広がる」という一つのイメージでつながっています。日本語に訳すときは文脈によって「波」「波動」「高まり」「(手を)振る」と変わりますが、根っこにあるのは常にこのうねる動きのイメージです。
2意味一覧
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名
(水の)波
海面がうねりながら伝わっていく最も原点的なイメージ。コアイメージそのものが形を持って現れた状態。 -
名
波動(音波・電波・光波など)
エネルギーが水の波と同じ原理でうねりながら空間を伝わっていく様子。物理学・科学文脈でよく登場する。 -
名
(感情・現象の)高まり、うねり
ある感情や社会現象が波のように広がり高まっていくイメージ。「犯罪の波」「感動の波」のように使う。 -
名
ウェーブ(髪の毛のうねり)
髪の毛がうねるように波打っている状態。まさに「うねり」そのもの。 -
動
(手・旗などを)振る、なびかせる
手や旗をひらひらと上下・左右にうねらせる動作。コアイメージ「うねる動き」が動詞として現れた用法で、大学入試でも要注意。
3例文
4よくある間違い・注意点
waveには動詞「手を振る」の用法があるが、名詞のイメージが強すぎて見落としがち。”He waved at me.”は「彼は私に手を振った」であり、文中でwaveが動詞として使われている場合は即座に気づけるようにしたい。
wave(波・うねり)とtide(潮・潮流)は混同しやすい。waveは表面的なうねりの動きを指し、tideは月の引力などによる海面全体の規則的な上下運動(満ち引き)を指す。比喩的にもtideは「大きな時代の流れ」に使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ripple | 小さく細かい波紋・さざ波のイメージ。waveより規模が小さく、穏やか。比喩的には「小さな影響」を表す。 |
| surge | 突然の大きな高まりや急増のイメージ。waveがうねりながら広がるのに対し、surgeは一気に押し寄せる力強さが強調される。 |
| swell | 主に外洋の長くゆったりしたうねりを指す。waveより周期が長く規模が大きいイメージ。感情が「ふくらむ」比喩にも使う。 |
対義語: calm(凪)、stillness(静止)
6派生語・関連語
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wavy
形
波打った、うねった(wavy hair=ウェーブのかかった髪) -
wavelength
名
波長。比喩的に「(人との)波長、感覚の一致」にも使う(on the same wavelength=気が合う) -
microwave
名
マイクロ波;電子レンジ(micro=小さい+wave=波動)
-
airwave
名
電波(放送に使われる電波。複数形airwavesで使うことが多い)
7コロケーション
- a wave of + 名詞(a wave of immigrants / a wave of nostalgia:~の波、高まり)
- wave goodbye / wave hello(手を振ってさようなら・こんにちはをする)
- heat wave(熱波、猛暑)
8確認テスト
“The country is experiencing a new wave of technological innovation.”
① 海の波が押し寄せた
② 技術革新の高まり(うねり)
③ 技術的な波動(音波・電磁波)
④ ウェーブのかかった技術
②
「wave of +名詞」の形は「〜の波・高まり」という比喩表現。技術革新という社会現象が波のようにうねりながら広がっているイメージ。「その国は新たな技術革新の波を経験している」が正しい訳。①は文脈に合わず、③④は物理・外見的な意味であり不自然。コアイメージ「うねりながら広がる」が社会現象の比喩として使われている典型例。
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