worth
【名】価値、真価、相当するだけ
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
worthのコアイメージは「あるものと引き換えにするだけの対価・等価性」です。何かを得るために支払うコスト(お金・時間・労力など)と、得られるものが「釣り合っている」という感覚が根底にあります。形容詞として使う場合は「〜に見合う価値がある」、名詞として使う場合は「それ自体が持つ価値・値打ち」という意味になります。大切なのは、worthは常に「比較・交換」の視点を含んでいる点です。単に「良い」ではなく、「それだけのコストを払うに値する」というニュアンスが染み込んでいます。そのため「worth doing(〜する価値がある)」のように、具体的な行動との引き換えを示す表現と相性が抜群です。
2意味一覧
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形容詞(前置詞的用法)
〜に値する、〜の価値がある
「このコスト(金額・時間・労力)と引き換えにするだけの対価が存在する」という等価のイメージ。必ず後ろに名詞や動名詞を伴い、「worth+何か」の形で使われる。 -
名詞
価値、真価、値打ち
そのものが本来持っている「対価として通用する重み」を指す。his worth as a leader(リーダーとしての真価)のように、内在的な値打ちを表す。 -
名詞
〜分(量)、〜相当のもの
「two weeks’ worth of food(2週間分の食料)」のように、ある期間・量と引き換えになる分量を示す用法。対価のイメージがそのまま「〜分」という量の表現に転じている。見落とされがちだが頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
worth は形容詞のように見えても前置詞に近い性質を持ち、後ろには必ず名詞か動名詞(-ing形)が続きます。「worth to do」は誤り。正しくは「worth doing」です。また、It is worth doing(〜する価値がある)とIt is worthwhile to do/doing(〜する価値がある)は意味が似ていますが、worth の後ろは動名詞のみ、worthwhile の後ろは to不定詞・動名詞の両方OKという違いがあります。
「worthy」と混同しないよう注意。worthy は「(〜に)値する、ふさわしい」で通常 worthy of〜 の形をとり、道徳的・人格的な価値判断に使われることが多いです。worth はより中立的に「対価が釣り合う」という意味で使われます。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| value | value は「価値そのもの」を客観的・抽象的に指す名詞中心の語。worth は「引き換えに値するかどうか」という比較・判断のニュアンスが強く、形容詞・名詞両方で使われる。 |
| merit | merit は努力や能力に対して与えられる「功績・長所」という意味合いが強い。worth は金銭的な価値を含む広い等価のニュアンスを持つ。 |
| worthy | worthy は「道徳的・人格的にふさわしい」という意味合いが強く、worthy of praise(称賛に値する)のように使う。worth は人・物・行動問わず使える中立的な語。 |
対義語: worthless、valueless
6派生語・関連語
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worthy
形容詞
(〜に)値する、ふさわしい(worthy of〜の形で使われることが多い)
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worthwhile
形容詞
(時間・労力をかける)価値がある
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worthless
形容詞
価値のない、役に立たない -
noteworthy
形容詞
注目に値する、特筆すべき
7コロケーション
- be worth doing(〜する価値がある)
- worth the effort / trouble(苦労に見合う)
- net worth(純資産、正味価値)
8確認テスト
“We had to wait two hours, but the concert was well worth it.”
① コンサートはとても有名だった
② コンサートはその待ち時間に十分見合う価値があった
③ コンサートはあまり面白くなかった
④ コンサートはちょうど2時間だった
② が正解。worth のコアイメージは「コストと引き換えに値する等価性」。ここでは「2時間待つ」というコストを払ったことへの対価として、コンサートの体験が十分釣り合っていたという意味。well worth it の it は「2時間の待ち時間というコスト」を指しており、「それだけの価値があった」と自然に訳せる。
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