yearn
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
yearnのコアイメージは「胸の奥から湧き上がるような、痛みを伴う深い渇望」です。単なる「欲しい(want)」や「望む(wish)」とは根本的に異なり、今は手が届かない・失ってしまった・遠くにある何かへの、感情的・身体的な痛みをも伴う強烈な切望を表します。古英語のgiernanに由来し、「熱望する」「焦がれる」という意味を持ちます。恋しく思う人、失った故郷、届かない夢など、感情が深く揺さぶられる対象に対して使われるのが特徴です。この「胸が締め付けられるような渇望感」が、文脈によって「憧れる」「恋しく思う」「切望する」「焦がれる」など様々な日本語訳を生み出します。
2意味一覧
-
動
切望する、焦がれる
今は持っていない・届かない何かへの痛みを伴う強い欲求がコアイメージ。「〜が欲しくてたまらない」という状態を表す。 -
動
(過去のものや遠い存在を)恋しく思う、懐かしく思う
失ったものや遠ざかったものへの胸が痛むほどの思慕もyearnで表現できる。日本語では「懐かしむ」より感情的強度が高い。 -
動
(人に対して)深い共感や愛情を抱く
文語・詩的用法として、相手への深い同情や優しい愛情が胸から溢れ出る様子にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
wantやwishと混同しないこと。wantは「欲しい」という中立的な欲求、wishは「〜だったらよかったのに」という願望だが、yearnは感情的な痛みを伴う深い渇望。軽い欲求にyearnを使うと大げさになる。
yearn forとyearn toの使い分けに注意。名詞(人・もの・場所)を欲しがるときはyearn for、動作をしたいときはyearn toを使う(yearn for home/yearn to go home)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| long for | yearnとほぼ同義で最も近い表現。ただしyearnの方がより詩的・文語的で感情の強度がわずかに高い。 |
| crave | craveは本能的・肉体的な欲求(食欲・依存など)に使われることが多く、yearnのような感傷的・感情的なニュアンスは薄い。 |
| pine for | pine forは失ったものへの悲しみが強く、憔悴する様子も含む。yearnより「悲しみ・消耗感」の色が濃い。 |
| desire | desireはより広範な「欲求・欲望」を表し、感情の痛みを必ずしも含まない。yearnより客観的・中立的な語。 |
対義語: be indifferent to、be content with
6派生語・関連語
-
yearning
名・形
(名)切望、焦がれる気持ち;(形)切望している、焦がれている -
yearningly
副
切望するように、焦がれるように
7コロケーション
- yearn for home / freedom / love(故郷・自由・愛を切望する)
- yearn to do(〜したくてたまらない)
- a deep / intense yearning(深い/激しい渇望)
8確認テスト
Having lived in a foreign country for decades, the old man yearned for the sound of his native language.
① 外国語を学びたいと思っていた
② 母国語の音を懐かしく切望していた
③ 母国語を話すことを諦めていた
④ 外国語の発音を練習したいと思っていた
②が正解。yearnのコアイメージは「今は手が届かない・失ったものへの、胸が痛むほどの深い渇望」。何十年もの海外生活によって「遠ざかってしまった」母国語の音への感情的な切望がここでのyearnの本質。①は「学ぶ(learn)」のイメージで誤り、③④は全くニュアンスが異なる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。