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【決定版】教科書傍用問題集の徹底は、医学部・上位校合格者にとっての”当たり前”

大学受験では教科書範囲外から出題されることはない

前提として、大学受験は教科書範囲内からは出題されません。

たとえ教科書範囲外からの出題があったとしても、それは圧倒的に優先順位が低いです。なぜなら教科書範囲内を完璧にするだけでも途方もない時間がかかるからです。

そもそも東大は教科書範囲外からは出題されません。だからこそ東大生は「教科書に書いてあることであれば、何を出されても文句は言えない」と考えて必死に勉強しているのです。

東大ですら教科書範囲を徹底すれば合格するのですから、他大学なら当然、教科書範囲のみでよいのです。

たとえ教科書範囲外から出題されたとしても、それは多くの受験生が解けない問題であるので、相対評価である大学受験においては解けなくても問題ないのです。「周りが解ける問題で落とさない」が受験の鉄則なので、「周りが落とす教科書範囲外の問題は落としていい」のです。

教科書を読むだけでは問題を解くことはできない

教科書が重要だからといって、教科書をただ読んでいるだけでは頭に入りません。文章を丸暗記したとしても、問題が解けないことは往々にしてあります。

教科書そのものを覚えるのではなく、教科書範囲の知識を用いた様々な問題を解くことで、知識を定着させ、テーマの理解を深めることが重要です。

つまり、教科書範囲を逸脱せず、教科書で学ぶ知識だけで解ける様々な問題が事前に解けるようになっておくことが受験勉強の根幹になるということです。

教科書範囲の範囲内で作られる典型問題を網羅している

教科書傍用問題集は、教科書範囲内の知識で解ける問題を集めたもので、過去に様々な大学で出題された典型問題を網羅しています。

実際、教科書傍用問題集の網羅度(掲載されている問題のうち、何割が自力で解けるようになったか)は、偏差値や合格可能性に大きく影響します。

松濤舎の指定教材である「教科書傍用問題集」たち

数学

化学

物理

生物

世界史

日本史

地理

国語

教科書傍用問題集の選び方とポイント

教科書傍用問題集の中での優位性は一定あるかもしれませんが、学校指定教材とは別に購入したり、切り替えるほどの優位性はありません。よって、上記に記載したものを参考に学校で配られているものを使っていただければ問題ありません。

もし浪人をすることになったら、別の教科書傍用問題集を購入されることを推奨します。

3年間使った問題集をまた1年使うより、新たに購入した方が、元々持っていた教科書傍用問題集の確認にもなりますし、別の解説を読むことで理解できるものも出てきます。改めてフレッシュな気持ちで1年間頑張れるという効果もあります。

合格者が実践する教科書傍用問題集の使い方

学習の中心は問題集を使った問題演習になりますが、シンプルに「問題集に載っている問題が解けるようになるまで何度も繰り返すだけ」でOKです。

問題集の使い方については、以下のような各問題集の「使い方・レベル」の記事をご覧ください。

教科書範囲内の知識を深めるための学習法

シンプルに教科書傍用問題集を徹底することです。

教科書傍用問題集とは、教科書範囲の知識や解法で解ける問題を網羅的に集めてきたもので、そこに掲載されているような問題はどれが出題されても文句が言えません。入試問題は、教科書傍用問題集に掲載されている問題の組み合わせや類題が出題されると考えていいので、教科書傍用問題集に載っている問題は当然のように解けるようになる必要があります。

教科書傍用問題集の効果的な復習方法

復習方法についても各問題集の使い方ページに詳しく記載していますが、共通するのは、

・⚪︎×マークを累積していき、×マークがついた問題だけを復習する
・一度⚪︎マークがついた問題はできだけ復習間隔をあける

です。この2つを守るだけで非常に効率的に復習することができます。

受験生が知っておくべき教科書傍用問題集の特徴

入試に出る問題しか掲載されていない

なんといっても教科書傍用問題集は、教科書範囲で解ける問題しか扱っていないというのが特徴です。よって、教科書傍用問題集に載っている問題が解けるようになることが圧倒的に優先です。ここで扱われている問題は、どれが出されても文句が言えないからです。

コスパがよい

問題掲載数や解説の充実度に対して、多くが1,000円前後という圧倒的なコスパの良さも教科書傍用問題集の特徴の一つです。基礎知識から応用問題まで扱ってくれており、これを優先的にやらない理由はありません。

基礎の確認ができる

意外と市販教材に載っていないのが、超基本的な知識の確認問題です。中学の復習までは載っていませんが、高校入学時点で知っておいてもらいたい基礎の基礎の知識から確認できます。これにより「高校の教科書範囲を徹底できた」という強い納得感を得ることができますし、どこまで基礎に戻って復習すべきか不安になることもなくなります。

網羅的ではあるが、バリエーションは少ない

仕方のないことですが、網羅性を重視しているため1つのトピックに対して基本的には1問しか載っていません。よって、同じテーマの様々な問題を解くことで理解を深めたり、どんな問題が出題されてもいいようにするには足りないというのも教科書傍用問題集の特徴です。必要条件ではあるが、十分条件ではないということです。それでも、多くの受験生は教科書傍用問題集を習得するだけで受験が来てしまうものです。

入試では難しい問題は解けなくてよく、標準的な問題が網羅的に解けるようになることが最優先です。そのためにも、まずは教科書傍用問題集を徹底的にやり尽くしましょう。

教科書傍用問題集に関するQ&A

教科書傍用問題集はなぜ重要ですか?
教科書傍用問題集は、大学受験において教科書範囲内から出題される問題を網羅しており、合格に必要な知識を効率的に習得するための重要な教材です。特に国公立大学では、教科書に基づく問題が中心となるため、これを活用することが合格への近道となります。
教科書を読むだけでは不十分な理由は?
教科書を読むだけでは知識が定着せず、問題を解く力が身につきません。問題集を通じて実際に問題を解くことで、知識を深め、理解を深めることが重要です。受験勉強では、教科書範囲内の問題を解くことが不可欠です。
どのような問題が教科書傍用問題集に含まれていますか?
教科書傍用問題集には、過去の大学入試で出題された典型問題や、教科書の内容に基づく問題が含まれています。これにより、受験生は実際の試験に近い形で学習することができます。
教科書傍用問題集の選び方は?
教科書傍用問題集を選ぶ際は、自分の学習スタイルや理解度に合ったものを選ぶことが重要です。また、網羅性や問題の質も考慮し、信頼できる出版社の教材を選ぶと良いでしょう。
教科書傍用問題集の使用方法は?
教科書傍用問題集は、まず教科書の内容を理解した後に使用するのが理想です。問題を解くことで知識を定着させ、解答解説を通じて理解を深めることが効果的です。
教科書範囲外の問題に対する対策は?
教科書範囲外の問題は優先度が低いため、教科書範囲内の問題を完璧にすることが重要です。周囲が解ける問題を確実に解けるようにすることが、合格への鍵となります。
教科書傍用問題集の効果的な活用法は?
教科書傍用問題集を効果的に活用するには、定期的に問題を解く習慣をつけ、間違えた問題の復習を徹底することが重要です。また、模試や過去問と併用することで、実力を確認できます。
受験勉強における教科書の役割は?
受験勉強において教科書は基礎知識の習得に欠かせないものであり、教科書の内容を理解することで、問題集を効果的に活用できるようになります。教科書の内容をしっかりと把握することが重要です。
教科書傍用問題集の網羅度はどうやって確認する?
教科書傍用問題集の網羅度は、掲載されている問題の質や量、過去の出題実績を確認することで判断できます。また、他の受験生のレビューや評価も参考にすると良いでしょう。
受験生が教科書傍用問題集を使うメリットは?
教科書傍用問題集を使うことで、受験生は教科書範囲内の知識を効率的に習得し、実際の試験に即した問題を解くことで、合格の可能性を高めることができます。これは、受験勉強の成功に直結します。