military
【形】軍の
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
militaryのコアイメージは「国家が組織・統制する武力・戦闘のための体系全体」です。語源はラテン語の miles(兵士)で、個々の兵士というより「国家が制度として持つ軍事力の仕組み全体」を指します。形容詞として使うと「軍という組織・制度に関わる」というニュアンスになり、名詞として使うと「その組織体そのもの」を表します。armyが陸軍という特定の部隊を指すのに対し、militaryは陸・海・空を含む国防力の総体を包括するイメージがあります。また、単に武器があるという意味ではなく、「厳格な規律・命令系統のもとに組織された国家的武力装置」という制度性・組織性が重要なニュアンスです。
2意味一覧
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名詞
軍隊、軍(部)、武力組織
国家が組織した武力体系そのものを指す。the militaryと定冠詞をつけて「(その国の)軍全体」を指すことが多い。 -
形容詞
軍の、軍事的な、軍人らしい
「国家の武力体系に関わる」という意味から派生し、軍に属するもの・軍に関するもの全般を形容する。 -
形容詞(派生的用法)
厳格な、規律正しい(比喩的)
軍の組織が持つ厳格な規律・統制のイメージが転じて、「きびきびした」「命令に忠実な」というニュアンスで日常会話でも使われることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
armyと混同しやすいが、armyは「陸軍」という特定部隊を指す。militaryはより広く陸・海・空を含む軍事組織全体を指す。「軍全体の話をしているのか、陸軍限定の話なのか」で使い分けが必要。
the militaryと定冠詞をつける場合がほとんどで、単にmilitaryと言うときは形容詞的用法(military base, military service など)であることが多い。名詞として使うときにtheを忘れないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| army | 陸軍に限定した組織を指す。militaryより範囲が狭く、海軍・空軍は含まない。 |
| armed forces | 陸・海・空軍を含む軍事力の総称で意味はmilitaryに近いが、よりフォーマルで公式文書に使われやすい。 |
| troops | 組織ではなく「兵士の集団・部隊」という人的側面に焦点を当てた語。 |
| defense | 防衛・守備という目的に焦点を当てた語。military がどちらかというと「組織・体系」に焦点を当てるのと対照的。 |
対義語: civilian(文民の、民間の)、peaceful(平和的な)
6派生語・関連語
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militarize
動詞
軍備化する、軍事化する -
militarism
名詞
軍国主義 -
militarist
名詞・形容詞
軍国主義者(の) -
militia
名詞
民兵組織、義勇軍(同語源)
7コロケーション
- military service(兵役)
- military base(軍事基地)
- military force(軍事力)
8確認テスト
“After the coup, the military took control of the country.”
① 軍人たちは国の管理を取った
② クーデターの後、軍が国の支配権を握った
③ 軍事力が国の方針をコントロールした
④ 兵士たちが国のリーダーを管理した
②。the militaryは「軍という組織体そのもの」を指す名詞用法で、took controlは「支配権を握った・掌握した」という意味。クーデター後に軍が政権を掌握するという文脈では「軍が国の支配権を握った」が最も自然。①④は「軍」を個々の人間として解釈しており不正確。③はcontrolを「方針」と意訳しすぎで不自然。
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