contribute
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
contributeのコアイメージは「何か大きな全体(目標・集団・成果)に対して、自分の一部(お金・力・時間・アイデアなど)を持ち込む」こと。ラテン語のcon-(共に)+tribuere(与える・割り当てる)が語源で、「みんなで何かを成し遂げるために自分の分を入れる」感覚が根底にある。だから「貢献する」にも「寄付する」にも「(記事・論文を)寄稿する」にも使える。特定の結果を「もたらす一因となる」という意味でも使われ、悪い結果の原因にも使われる点が重要。常に「より大きな何かの一部になる」という方向性がある。
2意味一覧
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動詞
(組織・目標などに)貢献する
自分の能力や努力を「大きな全体」に差し出すイメージ。「全体をよくするために自分の一部を投じる」がそのまま「貢献する」になる。 -
動詞
(お金を)寄付する・寄贈する
お金という「自分の一部」を共通の目的・集団に差し入れるイメージ。寄付・寄贈も「全体のための差し出し」という点でコアイメージと一致する。 -
動詞
(結果・状況を)引き起こす一因となる
ある結果という「大きな全体」に対して、一要因として「加わる」イメージ。悪い結果にも使え、例えばcontribute to the accidentは「その事故の一因となる」。 -
動詞
(記事・論文などを)寄稿する
雑誌や書籍という「全体」に自分の文章を「差し出して加える」イメージ。「貢献する」「寄付する」と同じ構造で、媒体に自分の作品を提供する意味になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「contribute to +悪い結果」の形を見落としがち。contributeは良いことだけでなく「事故・問題の一因となる」という文脈でも頻出。日本語の「貢献する」はポジティブな意味限定だが、contributeにその制約はない。
contribute「自発的に差し出す」に対し、provideは「必要なものを供給する義務的ニュアンス」があり混同しやすい。contributeは常に「より大きな全体への参加・加担」という方向性が必須。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| donate | お金や物品を無償で与えることに特化。contributeのように「一因となる」「寄稿する」「貢献する」などの広い意味はなく、慈善・援助目的の贈与に限定される。 |
| add to | 単に「加える・増やす」という中立的な表現。contributeのような「全体のために積極的に差し出す」という意図・目的意識のニュアンスは薄い。 |
| participate | 「参加する」という意味で、活動への関与を表すが、何かを「差し出す・投じる」という意味はない。contributeは参加するだけでなく何かを提供するニュアンスが必須。 |
対義語: withhold、detract from
6派生語・関連語
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contribution
名詞
貢献(すること)、寄付(金)、寄稿
-
contributor
名詞
貢献者、寄付者、寄稿者 -
contributory
形容詞
一因となる、貢献する(contributory factor=一因)
7コロケーション
- contribute to ~(〜に貢献する/〜の一因となる)
- make a contribution to ~(〜に貢献する/寄付をする)
- contribute an article to ~(〜に記事を寄稿する)
8確認テスト
Poor communication contributed to the failure of the project.
① プロジェクトの失敗に貢献した
② プロジェクトの失敗の一因となった
③ プロジェクトの失敗を完全に引き起こした
④ プロジェクトの失敗を防ごうとした
②。contributeは「全体の一部として加わる」コアイメージを持つため、「唯一の原因」ではなく「一因となる」が最も自然。①は日本語の「貢献する」がポジティブな意味に限定されるため不自然。③はcontribute to ではなくcause / lead toが適切。④は意味が正反対。
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