academic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
academicの根底にあるのは「アカデミア(academia)=大学・学問の世界」というイメージです。古代ギリシャのプラトンが教えた「アカデメイア」学園に由来し、「制度としての学問・教育の場」に関係するものすべてを指します。だから「大学の」「学術的な」という意味になります。さらに重要なのが「実用性を欠いた・理論だけの」というニュアンスで、これは「現実の仕事や生活とは切り離された象牙の塔の中の話」というイメージから来ています。「それはacademicな議論だ」と言えば「頭でっかちで実際には意味がない議論」を指すことになります。
2意味一覧
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形容詞
学問の、学術的な、大学の
アカデミアの世界(大学・研究機関)に属するもの全般を指す最も基本的な用法。「学術書」「学歴」など教育・研究の文脈で使う。 -
形容詞
理論的な、実際的でない、現実味のない
「象牙の塔の中だけの話」というイメージから転じ、「現実とかけ離れた・実用性のない」という否定的ニュアンスになる。「それはacademicな問題だ」=「理屈の上だけの話で実際には意味がない」。 -
名詞
大学教員、研究者、学者
アカデミアの世界に生きる人=大学で教え・研究する人を指す。日本語の「アカデミック」という外来語よりも広く名詞としても頻繁に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「academic=難しい・高尚」と思い込み、purely academicやacademic questionなどの「実際には意味がない・机上の空論」という否定的ニュアンスを見落としがち。文脈によって「高評価」にも「批判」にもなる両義的な語であることに注意。
名詞としての用法を知らない学習者が多い。academics(複数形)で「学業・勉強」全般を指すこともあり、「He struggles with academics.(彼は勉強が苦手だ)」のような表現にも対応できるようにしたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| scholarly | 特定の学者の深い研究姿勢・学識の高さに焦点を当てる。academicが「制度・環境」のイメージなのに対し、scholarlyは「学者らしい知的厳密さ」のイメージ。 |
| intellectual | 「知性・思考力」そのものへの焦点。大学という制度とは切り離して、純粋に「知的な・思慮深い」を意味するため、academicよりも広い文脈で使える。 |
| theoretical | 「理論的な」という意味ではほぼ同義だが、theoreticalは中立的。academicは「実用性を欠く」という批判的ニュアンスが加わりやすい。 |
対義語: practical、vocational、applied
6派生語・関連語
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academy
名詞
学院、アカデミー、(特定分野の)協会 -
academically
副詞
学問的に、学術的に、学業において -
academia
名詞
(大学を中心とした)学問の世界、アカデミア -
academics
名詞(複数形)
学業、学問;学者たち
7コロケーション
- academic record(学業成績)
- academic year(学年度、学年)
- academic achievement(学業上の成果・達成)
8確認テスト
“At this point, the question of who was right is entirely academic—the project has already been cancelled.”
① 学術的に重要な
② 大学関係者が決める
③ 議論しても意味のない、実際には関係のない
④ 知的で興味深い
③ プロジェクトがすでにキャンセルされた後で「誰が正しかったか」を論じても現実には何の影響もない、という文脈。purely academic=「実用的意味を持たない・机上の空論」というニュアンス。①の「学術的に重要」では文意が逆になり不適切。
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