intellectual
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
intellectualの根底にあるのは、ラテン語intellectus(知性・理解力)から来た「感情や本能ではなく、理性・思考・分析によって捉える」というイメージです。単に「賢い」ではなく、抽象的な概念を扱ったり、深く考えたりする「知的営み」そのものを指します。形容詞としては「知性を使う/知性に関わる」という状態を表し、名詞としては「そういう活動を好む人=知識人・インテリ」を指します。「頭がいい(smart/clever)」とは異なり、学術・文化・思想などの高次な知的活動との結びつきが強いのが特徴です。
2意味一覧
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形容詞
知的な、知性に関わる、思考・理性を要する
感情や体力ではなく「知性・理性」を使う営みに関わるという核心から、「知的な」という形容が自然に生まれる。 -
形容詞
(人が)知性的な、頭脳明晰な、教養のある
知性を十分に備え、それを発揮している人物を描写するときに使う。単に成績がいいだけでなく、思索・分析を好む知性的な人物像を指す。 -
名詞
知識人、インテリ、思想家
「知性で動く人」というコアイメージをそのまま名詞化したもの。学術・文化・哲学などを深く考え、社会に発信する人を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「intellectual=勉強ができる(smart/clever)」と混同しがち。smartは機転・要領のよさ、cleverは頭の回転の速さを指すのに対し、intellectualは抽象的思考・学術・教養といった高次の知的営みを含意するため、単なる「頭のよさ」より重い語感がある。
名詞の intellectual(知識人)は、日本語の「インテリ」同様、社会に対して批評的・思索的な姿勢を持つ人物を指すことが多く、単に「学歴が高い人」とは異なるニュアンスを持つ点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| academic | 大学・研究機関と結びついた「学術的」なニュアンスが強く、intellectual より制度・職業的な文脈で使われることが多い。 |
| cerebral | 「脳(cerebrum)を使う」という語源から、やや硬い文語的表現。感情よりも頭で考えることを強調する際に使う。 |
| scholarly | 学問・研究に特化した深い専門的知識を指す。intellectual より「研究者らしい」という印象が強い。 |
| intelligent | 純粋に「知能・頭のよさ」を指し、知的営みの内容や方向性は問わない。intellectual のほうが「高次の思索・教養」という含意がある。 |
対義語: emotional、physical、instinctive
6派生語・関連語
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intellect
名詞
知性、知力、理性(能力そのもの)
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intellectually
副詞
知的に、知性的に -
intellectualism
名詞
知性主義、知性偏重の態度 -
intelligence
名詞
知能、情報(軍事・諜報の意味もあり)
7コロケーション
- intellectual curiosity(知的好奇心)
- intellectual property(知的財産)
- intellectual stimulation(知的刺激)
8確認テスト
“The debate provided an intellectual feast for everyone in the audience.”
① 感情的な
② 知的な(知性を刺激するような)
③ 退屈な
④ 体力的な
② 「知的な」が正解。intellectual feast は直訳すると「知のごちそう」で、「思考や理性を十分に刺激してくれる豊かな体験」というコアイメージそのもの。その討論が感情や娯楽ではなく、知性・思索を存分に満たしてくれたというニュアンスを表している。
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