decide
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
decideはラテン語の「de-(完全に)+caedere(切る)」から来ており、「完全に切り離す」がコアイメージ。複数の選択肢が目の前にあるとき、その迷いや可能性の枝を「バッサリと切り落として」一つに絞ること。だから「決める」だけでなく、法廷で判事が「黒か白かをはっきり切り分ける」ときの「判決を下す」という意味にもつながる。また、試合や勝負を「決定づける」という意味にも広がる。日本語の「決める」より、もやもやした状態を終わらせて白黒をつけるという能動的・決断的なニュアンスが強い。
2意味一覧
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動詞(自動詞・他動詞)
決める、決意する、決定する
複数の選択肢という「迷いの枝」を切り落として一つに絞ること。個人の意思決定に使う最も基本的な用法。 -
動詞(他動詞)
判決を下す、裁定する
法廷や審判の場で争いに白黒をつけて「完全に切り分ける」。個人の選択ではなく、権威ある立場からの決定。 -
動詞(他動詞)
(試合・勝敗などを)決定づける
勝負の行方を「これで決まり」と切り取るイメージ。「そのゴールが試合を決定づけた」のような文脈で使われる、見落とされがちな用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
decide to do(〜することに決める)とdecide on ~(〜に決める・〜を選ぶ)の使い分けを混同しやすい。「decide on a career(職業を決める)」のようにon を使うと「特定のものを選び取る」ニュアンスが強まる。
determineと混同しがち。determineは「確かめた上で結論に至る」ニュアンスが強く、より客観的・論理的な決定を指すことが多い。decideは「迷いを断ち切る」という主観的・意志的な選択に寄っている。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| determine | 調査・分析・証拠など客観的な根拠に基づいて結論を出すイメージ。decideより硬く、論理的な場面で使われやすい。 |
| resolve | 固い意志で「〜しようと心に決める」ニュアンス。心の中での決意・誓いに近く、decideよりも覚悟や意思の強さが前面に出る。 |
| choose | 複数の選択肢の中から好みで「選ぶ」こと自体を指す。decideほど「迷いを断ち切る」というプロセスのニュアンスはなく、選択の結果に焦点がある。 |
対義語: hesitate、waver、be undecided
6派生語・関連語
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decision
名詞
決定、決断、判決
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decisive
形容詞
決定的な、決断力のある
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undecided
形容詞
未決の、決めかねている -
decidedly
副詞
明らかに、断然
7コロケーション
- decide to do(〜することを決める)
- decide on ~(〜に決める、〜を選ぶ)
- make a decision(決断を下す)
8確認テスト
“Her outstanding performance in the final round decided the competition.”
① 彼女のすばらしい演技が、大会への参加を決めた。
② 彼女のすばらしい演技が、大会の優勝者を決定づけた。
③ 彼女は大会に出場することを心に決めた。
④ 彼女は大会のルールに異議を申し立てた。
②。decideは「迷いを断ち切る」コアイメージを持ち、ここではher performanceが主語。人の意思決定ではなく、出来事(演技)が大会(competition)の勝敗という「白黒」をバッサリ切り分けた、という「決定づける」用法。①・③は主語を「彼女」の意思決定と誤解したもの、④は全く別の意味。
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