resolve
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
resolveの語源はラテン語のresolvere(re-「完全に」+solvere「解く・ほどく」)。絡まった糸をほどいて整理するイメージが根底にある。複雑にこじれた問題をほどいて「解決する」、心の中でぼんやりしていた迷いをほどいて一本の方向性に「決意する」、複合物をほどいて個々の成分に「分解する」――いずれも「バラバラに絡まっているものを整理し、すっきりとした状態にもたらす」という共通イメージから生まれている。名詞形のresolveには「決意・意志」の意味もあり、心の中の迷いをほどいた結果として生まれる強い意志を表す。
2意味一覧
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動
決意する、心を決める
心の中の迷いや葛藤をほどいて整理し、一つの方向へまとめるイメージ。内側の混乱が「すっきり解消」された状態が「決意」につながる。 -
動
(会議・組織が正式に)決議する
複数の意見が絡まった状態を話し合いでほどき、組織としての意志を一つにまとめること。「決意する」の集団版。 -
動
(問題・紛争などを)解決する
こじれた問題の糸をほどいてすっきり片付けるイメージ。単に終わらせるのではなく、根本的にほぐして解消するニュアンスが強い。 -
動
(物質・組織などを)分解する、分析する
複合的なものを構成要素にほどくこと。科学・音楽・映像など「複雑なものを個々の要素に分ける」場面で使われる。 -
名
(強固な)決意、意志
迷いをほどいた結果として残る、揺るぎない一本の意志。「決意」よりも粘り強さや覚悟のニュアンスが強い。
3例文
4よくある間違い・注意点
solveとの混同に注意。solveは「答えを出す」という結果重視の語で、数学の問題や謎を解くシンプルな文脈に使う。一方resolveは「根本的にほぐして解消する」という過程を含み、対立・紛争・葛藤など感情や関係性のこじれを伴う問題に使われることが多い。
名詞のresolveを見落としやすい。「His resolve strengthened.(彼の決意は強まった)」のように名詞として使われる場合、動詞と混同して意味を誤読しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| solve | 「答えを見つけて終わらせる」結果重視。数式や謎など明確な正解がある問題に使う。resolveより感情的・人間関係的ニュアンスが薄い。 |
| settle | 「落ち着かせて決着をつける」イメージ。争いや議論を収束させるときに使うが、根本的にほぐすというよりも「収める・まとめる」感覚が強い。 |
| determine | 「明確に定める」ニュアンス。決意の用法ではresolveより公式・論理的な判断のイメージ。心の迷いをほどくというよりも、外部の事実から結論を導く感じ。 |
対義語: waver、complicate
6派生語・関連語
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resolution
名
決意;決議;解決;(画像などの)解像度
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resolved
形
決意した、断固とした -
resolute
形
断固とした、毅然とした -
resolutely
副
断固として、毅然と -
irresolvable
形
解決不可能な
7コロケーション
- resolve a conflict(対立・紛争を解決する)
- resolve to do(〜することを決意する)
- iron resolve(鉄のような固い決意)
8確認テスト
“The two countries finally managed to resolve their long-standing territorial dispute through diplomatic talks.”
① 分解する
② 決議する
③ 解決する
④ 決意する
③「解決する」が正解。long-standing territorial dispute(長年の領土紛争)という、複雑にこじれた問題を外交交渉によって根本的にほぐして片付けるという文脈。①の「分解する」は物質・音楽などへの用法、②「決議する」は組織が正式票決する場面、④「決意する」は個人・主体の内面が対象になる用法であり、国家間の問題解消には③が最も自然。resolveが単なるsolve(答えを出す)と異なり、こじれた関係性を根本的にほぐすニュアンスを持つことがポイント。
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