contact
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
contactのコアイメージは「ふたつのものが接する・触れ合う」こと。ラテン語のcon-(共に)+tangere(触れる)が語源で、物理的に何かが「くっつく・当たる」状態と、人と人が「つながる・やりとりする」状態の両方を表す。電気回路の「接点」も、人への「連絡」も、ビジネスの「縁故・コネ」も、すべて「離れていたものがつながって接する」というイメージで統一できる。日本語では文脈によって「接触」「連絡」「コネ」などに訳し分けるが、根底にあるのは常に「ふたつのものがつながる点・瞬間・関係」というひとつのイメージだ。
2意味一覧
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名
接触、触れること
最も物理的な意味。ふたつのものが文字通り「触れ合う」状態を指す。eye contact(目が合うこと)なども同じ発想。 -
名
連絡、やりとり
物理的な接触が転じて、人と人が「情報のレベルで接する・つながる」こと。keep in contact(連絡を保つ)はこの意味の典型的な使い方。 -
名
縁故、コネ、知人
「つながっている人間関係」そのものを指す用法。ビジネスで「役に立ちそうな接点のある人」→「コネ・縁故」となる。 -
動
〜に連絡する、〜に接触する
「(自分から相手に)接触しにいく」という動作。日本語では「連絡する」「問い合わせる」などと訳すが、コアは「距離を縮めてつながる」こと。 -
名
(電気の)接点、コンタクト
電気回路において電流が「触れ合う点」を指す理工系の重要語義。同様に「コンタクトレンズ」も眼球に直接「接する」レンズのこと。
3例文
4よくある間違い・注意点
動詞として使うとき、contact with〜とwithをつけるのは誤り。正しくはcontact+目的語で「contact him(彼に連絡する)」のように直接続ける。日本語の「〜と連絡する」につられてwithを入れがち。
「連絡する」の意味でcommunicateと混同しやすい。contactは「接触を試みる(アクションを起こす)」ことに焦点があり、communicateは「情報・気持ちを双方向でやりとりする過程」に焦点がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| communication | 情報や感情を「やりとりする行為・プロセス」全体を指し、双方向性が強い。contactは「接点・接触」という瞬間や状態に焦点がある。 |
| touch | 物理的・感情的に「触れる」という動作や状態。keep in touchはkeep in contactと近いが、touchはより個人的・感情的なつながりを示唆する口語表現。 |
| connection | 「つながり・関係」そのものを指し、contactより継続的・構造的な関係を示すことが多い。人脈という意味ではほぼ同義だが、connectionのほうがやや広い関係を指す。 |
対義語: isolation、separation
6派生語・関連語
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contactless
形
非接触の(例:contactless payment=タッチ決済)
7コロケーション
- keep in contact with〜(〜と連絡を保つ)
- make contact with〜(〜と接触する・連絡をとる)
- eye contact(アイコンタクト、視線が合うこと)
8確認テスト
“He used his contacts in the government to get the contract.”
① 彼は政府との連絡手段を使って契約を取った。
② 彼は政府内のコネを使って契約を取った。
③ 彼は政府への接触記録を使って契約を取った。
④ 彼は政府のコンタクトレンズ担当者を使って契約を取った。
② 「his contacts」は「彼のコネ・縁故・人脈」の意味。「自分と接点のある有力な人たち」というコアイメージから、ビジネス文脈では「コネ・人脈」という訳が最も自然。複数形のcontactsが「人脈・縁故の人々」を指すことを覚えておこう。
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