edge
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
edgeのコアイメージは「物の端であり、かつそこが鋭くなっている状態」です。刃物の「刃」はまさにその典型で、面が終わる境界線上に鋭さが集中しています。そこから「崖の縁・テーブルのへり」など「境界の端」へ、さらに「ギリギリの際(きわ)」という意味で絶滅の瀬戸際のような「危機的な境界」へと広がります。また「鋭さ」は比喩的に「精神的・感情的な鋭さ・緊張感・激しさ」にも転じます。競争における「優位性(アドバンテージ)」も、他より一歩飛び出た「突出した端」というイメージから来ています。すべてに共通するのは「ギリギリの境界にある尖った部分」というイメージです。
2意味一覧
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名詞
刃、切っ先
刃物の面が終わる境界線上に鋭さが集中している部分がedge。コアイメージそのものの用法。 -
名詞
縁、へり、端
物や空間が終わる境界線上の「端」を指す。刃のような鋭さよりも「ギリギリの境界」という側面が前面に出た用法。 -
名詞
瀬戸際、間際(〜の一歩手前)
「境界の端=もう一歩でそちら側に落ちる際(きわ)」というイメージで、危機・崩壊などの境界線上にいる状態を表す。 -
名詞
鋭さ、緊張感、激しさ
「刃の鋭さ」が比喩的に転じ、発言・競争・感情などの「ピリッとした鋭さ」や「張り詰めた緊迫感」を表す。 -
名詞
優位性、強み(have an edge over〜)
他より「一歩先に突き出た端」というイメージで、競争相手よりわずかに優れている状態を表す。受験頻出の重要用法。 -
動詞
少しずつ動く、じりじりと進む
「端をなぞるように」ほんの少しずつ位置をずらすイメージ。边际を移動するような慎重でわずかな動きを表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「have an edge over ~」の形で「〜より優位に立つ」という意味になることを見落としがち。edge を「刃・縁」の意味しか覚えていないと、この重要構文が読めなくなる。
「on edge」(ピリピリして、神経が張り詰めて)というイディオムも頻出。edgeの「ギリギリの境界」=精神的に限界ギリギリの状態、と覚えると自然に意味が導ける。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| border | 国境や地域の「境界線」を指し、面と面が接する線のイメージ。edgeのような「鋭さ」や「危機の際」というニュアンスはない。 |
| brink | 崖や水際などの「ギリギリの端」を指し、危機の瀬戸際(on the brink of)に特化した語。edgeより文語的・深刻なニュアンスが強い。 |
| rim | コップや車輪など円形のものの「縁・ふち」に用いる。鋭さや危機のニュアンスはなく、形状を描写する際に使う。 |
| advantage | edgeと「優位性」の意味で重なるが、advantageはより一般的で幅広い優位を指す。edgeはわずかな・微妙な優位を示すことが多い。 |
対義語: center、middle
6派生語・関連語
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edgy
形容詞
ピリピリした、神経質な、尖った -
edgewise
副詞
横から、端を向けて(get a word in edgewise:口をはさむ) -
cutting-edge
形容詞
最先端の(cutting=切る刃先=最も尖った先端)
7コロケーション
- on the edge of ~(〜の瀬戸際に、〜の縁に)
- have an edge over ~(〜より優位に立つ)
- cutting-edge technology(最先端技術)
8確認テスト
“After months of overwork, he was clearly on edge and snapped at everyone around him.”
① 彼は刃のように鋭く、周囲を傷つけていた
② 彼は明らかに神経が張り詰めていて、周囲の人に当たり散らしていた
③ 彼は端っこに追いやられ、孤立していた
④ 彼は優位に立っていたが、周囲に怒りをぶつけていた
②が正解。「on edge」は「精神的にギリギリの境界に立っている状態」=「ピリピリして、神経が張り詰めている」という意味のイディオム。edgeの「境界線ギリギリの鋭い端」というコアイメージが心理状態に適用された用法で、snap at ~(〜に当たり散らす)とも自然につながる。①は刃のedgeを文字通りに取った誤解、③はborderのイメージとの混同、④はhave an edge overの優位性の意味との混同。
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