explode
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
explodeの語源はラテン語の「ex-(外へ)+plaudere(手を叩く)」で、もともとは「拍手で舞台から追い出す」という意味だった。そこから転じて、「内側に蓄積されたものが、限界を超えて一気に外部へ放出される」というコアイメージが生まれた。物理的な爆発も、人口や数値の急増も、感情の爆発も、すべて「内にたまったエネルギー・圧力・勢いが一気に外へ弾け出る」という同じ根っこを持っている。このイメージを掴めば、文脈によって「爆発する」「激増する」「激怒する」など、適切な日本語訳を自然に導き出せる。
2意味一覧
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動詞(自動詞)
爆発する、破裂する
物質内部に蓄積された圧力やエネルギーが限界に達し、一気に外へ噴き出す最も物理的な用法。コアイメージそのものの現れ。 -
動詞(自動詞)
(数・量が)激増する、急増する
数値や規模が抑えられていた状態から突然一気に外側へ「弾け出る」イメージ。爆発的な勢いで増加することを表す。 -
動詞(自動詞)
(感情が)爆発する、激怒する
内側に積み重なった感情(怒り・喜びなど)が限界を超えて一気に外へ噴き出す様子。「explode with anger(怒りで爆発する)」のように使う。 -
動詞(他動詞)
(神話・理論・信念などを)打ち砕く、論破する
「外から圧力を加えて内側から崩壊させる」イメージ。長い間信じられてきた説や思い込みを、根拠をもって一気に壊すときに使う見落とされがちな重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「激増する」の意味でblastやburstと混同しやすいが、explodeは「内に蓄積されたものが限界を超えて外へ」という方向性が強く、burstは「容器が破裂する」物理イメージが中心。また、他動詞で「(理論・神話を)打ち砕く」という意味があることを知らず、文脈に合わない「爆発させる」と直訳してしまう誤りに注意。
explode with laughterのように感情の爆発にも使えるが、日本語で「爆笑する」と訳すと「大勢で笑う」という意味になってしまうため、「爆発的に笑い出す」「笑いが爆発する」などの訳が自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| burst | 容器・風船など「外側の殻が破れる」物理イメージが強く、爆発のスケールはexplodeより小さい場合が多い。 |
| blast | 爆風・衝撃波を伴う爆発に焦点を当てた語。爆発の「破壊力・衝撃」を強調したいときに使われる。 |
| surge | 数・量が「急増する」点は共通するが、surgeは波が押し寄せるような連続的・持続的な増加。explodeは瞬間的な爆発的増加のイメージ。 |
| debunk | 「(通説・神話を)打ち砕く」意味で近いが、debunkは「嘘・誤りを暴く」ニュアンスが強い。explodeはより「一気に崩壊させる」感覚。 |
対義語: implode(内側に崩壊する)、subside(収まる、鎮まる)
6派生語・関連語
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explosion
名詞
爆発;(数・感情の)爆発的増加
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explosive
形容詞・名詞
爆発的な、爆発性の;爆発物 -
exploder
名詞
起爆装置
7コロケーション
- explode a bomb(爆弾を爆発させる)
- explode with anger / laughter(怒り・笑いが爆発する)
- explode a myth / theory(通説・理論を打ち砕く)
8確認テスト
“Recent research has finally exploded the long-held belief that we only use 10% of our brains.”
① その研究は、私たちが脳の10%しか使っていないという長年の信念を爆発させた。
② その研究は、私たちが脳の10%しか使っていないという長年の通説を打ち砕いた。
③ その研究は、私たちが脳の10%しか使っていないという長年の信念を激増させた。
④ その研究は、私たちが脳の10%しか使っていないという長年の信念を証明した。
②
「belief(信念・通説)」を目的語にとるexplodeは他動詞の「打ち砕く・論破する」用法。①は「爆発させた」と物理的爆発のように直訳してしまった誤り。コアイメージ「内側から一気に崩壊させる」が、信念・神話への応用として現れた典型例。
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