ceremony
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
ceremonyのコアイメージは「社会や文化が定めた、決まった手順・形式に従って行われる公的な行為」です。結婚式・卒業式・葬儀など、個人の感情や都合とは別に、共同体が「こうあるべき」と決めた様式に従って執り行われる場面を指します。ラテン語のcaerimonia(宗教的な儀式・礼拝の厳粛さ)が語源で、「形式の厳粛さ」という感覚が根底にあります。そこから転じて、without ceremony(格式ばらずに・気軽に)のような慣用表現も生まれており、「形式・格式」そのものを意味する使い方も重要です。
2意味一覧
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名
式典、儀式
社会的に定められた形式・手順に従って執り行われる公的な行事。結婚式・卒業式・授賞式など、共同体が意味を付与した「正式な場」そのものを指す。 -
名
礼儀作法、儀礼的な形式・格式
「社会的に定められた形式」というコアから、行為そのものではなく「形式・格式」という抽象的な意味にも広がる。without ceremony(格式ばらずに、遠慮なく)はこの用法の典型。
3例文
4よくある間違い・注意点
without ceremony という慣用句を知らないと「儀式なしに」と直訳してしまい意味をとり損なう。「格式ばらずに・遠慮なく・あっさりと」という意味で使われることを押さえておこう。
ritualと混同しやすいが、ritualは宗教的・習慣的な繰り返しの行為に焦点があり、ceremonyより霊的・呪術的な響きが強い。一方ceremonyは公的・社会的な公式行事全般に広く使える。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ritual | 宗教的・慣習的に繰り返される行為に焦点。呪術・宗教的な手順という含意が強く、ceremonyより「形式の神聖さ・反復性」を強調する。 |
| rite | 宗教・慣習上の特定の儀式を指し、通過儀礼(rite of passage)のように人生の転換点に関わる場面で使われることが多い。ceremonyよりも格式的・文語的な響き。 |
| function | 社交的・公式な集まりや行事を指す口語的な語。ceremonyほど「厳粛な形式」の含意はなく、パーティーや公式イベント全般に使える。 |
対義語: informality、casualness
6派生語・関連語
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ceremonial
形/名
【形】儀式の、儀式用の 【名】儀式(典礼の様式) -
ceremonious
形
形式ばった、儀礼的な(やや堅苦しい印象を伴う) -
ceremoniously
副
仰々しく、形式ばって
7コロケーション
- hold[perform] a ceremony(式典を執り行う)
- opening[closing] ceremony(開会[閉会]式)
- without ceremony(格式ばらずに、遠慮なく)
8確認テスト
“She showed us to our seats without ceremony and got straight to the point.”
① 彼女は儀式を行わずに私たちを席に案内し、すぐに本題に入った。
② 彼女は遠慮なく私たちを席に案内し、すぐに本題に入った。
③ 彼女は礼儀を忘れずに私たちを席に案内し、すぐに本題に入った。
④ 彼女は式典の前に私たちを席に案内し、すぐに本題に入った。
② without ceremonyは「格式・儀礼的手続きなしに=遠慮なく・あっさりと」という慣用表現。ceremonyのコアである「社会的に定められた形式・格式」を否定することで「堅苦しい手続き抜きに、気軽に」という意味になる。①は直訳で文脈に合わず、③④は意味が逆または的外れ。
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