divine
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
divineの語源はラテン語のdivinus(神の)で、deus(神)と同根です。コアイメージは「人間の領域を超えた、神の次元に属すること」。神から来るもの、神に関わるもの、あるいは神のように完璧・崇高なものすべてにこの単語が使われます。宗教的な文脈では「神聖な・神の」ですが、そのイメージが転じて「(神が作ったかのように)素晴らしい・絶妙な」という口語的な用法にもなります。また動詞として「神が予見するように感知する=直感で見抜く」という意味にもなるなど、「神の能力・権威」というコアから多彩な用法が派生しています。
2意味一覧
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形容詞
神の、神に由来する
神の領域から直接来るもの・神に属するものを指す、最も基本的な用法。 -
形容詞
神聖な、崇高な
神の次元に関わるがゆえに人間が侵してはならない、崇め敬うべきものというニュアンス。 -
形容詞
(口語)素晴らしい、絶妙な
「神が作ったかのように完璧」というイメージが転じ、日常会話で賞賛を表す表現として使われる。 -
動詞
直感で見抜く、(水脈・鉱脈などを)占う・探知する
神が全知でものを見通すように、人知を超えた感覚で察知するというイメージから。 -
名詞
(the Divine)神、神聖なるもの;神学者・聖職者
「神の領域にあるもの」そのもの、または神の言葉を扱う人を指す名詞用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「divine」と「sacred / holy」はいずれも「神聖な」と訳されがちですが、divineは「神の属性・神由来」に焦点があるのに対し、sacredは「人間が神に捧げ、世俗から切り離された」、holyは「純粋・けがれのない」というニュアンスが中心です。文脈に応じて使い分けましょう。
動詞としての divine(直感で察知する・占う)は単語帳に載りにくいですが、長文読解で突然登場することがあります。「分かれる=divide」と語根が似て見えるので混同しないよう注意が必要です。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sacred | 「神に捧げられた・世俗から切り離された」というニュアンスが中心。divineが神の属性そのものを指すのに対し、sacredは人間の行為や場所が神聖化された状態を指す。 |
| holy | 「けがれなく純粋で神に近い」という道徳的・精神的清純さのニュアンスが強い。divineの持つ「神から来る力・権威」という側面は薄い。 |
| heavenly | 「天国のような、天上の」という意味で、divineより比喩的・口語的に使われることが多い。宗教的な厳粛さはdivineの方が強い。 |
対義語: mortal(人間の、死すべき存在の)、profane(世俗的な、不敬な)、earthly(地上の、俗世の)
6派生語・関連語
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divinity
名詞
神性、神であること;(大文字でDivinity)神;神学 -
divinely
副詞
神のように;(口語)素晴らしく -
divination
名詞
占い、予言;直感による洞察
7コロケーション
- divine intervention(神の介入・神の御加護)
- divine right(王権神授説の「神聖な権利」)
- divine providence(神の摂理)
8確認テスト
“No one told him the answer, yet he seemed to divine exactly what had gone wrong.”
① 神聖だと感じた
② 直感で見抜いた
③ 神に祈って解決した
④ 素晴らしいと思った
②「直感で見抜いた」が正解。誰にも教えてもらっていないのに何が問題かを把握した、という文脈から、動詞divine(神のような洞察力で察知する)の用法。「神の全知」というコアイメージが「人知を超えた感知」に転じた用法であり、宗教的意味でも口語的賞賛でもないことを文脈から判断することが大切。
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