extreme
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
extremeの語源はラテン語のextrēmus(最も外側の)。「ex-(外へ)+ trēmus(最上級語尾)」で、「可能な限り外側の端」というイメージが核にある。スケールや程度の軸があるとき、その中央から離れて端の端にある状態を表す。これが「極端な」「非常な」という訳につながる。スポーツに使う場合は「体の限界の端を攻める」→「過激な」、政治的立場なら「思想の端」→「過激派の」、名詞では「極端な状態そのもの」を指す。どの文脈でも「ど真ん中ではなく端っこ」というイメージが一貫している。
2意味一覧
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形容詞
極端な、極度の、非常な
スケールの「端の端」にある状態を指すため、量・程度・性質が普通の範囲を大きく逸脱しているときに使う。「extreme cold」なら寒さの限界値。 -
形容詞
過激な(思想・行動が)
考え方や立場の「端の端」にある状態を表す。政治や宗教の文脈で中庸を大きく外れた考え方を指す場合に使われる。「extreme views(過激な見解)」が典型例。 -
形容詞
最も遠い、最端の
物理的な空間においても「端の端」のイメージが直接適用される。「the extreme north(最北端)」のように場所を示す際に使われる。見落とされがちな用法。 -
名詞
極端、極限、極度(the extremesで「両極端」)
3例文
4よくある間違い・注意点
「extreme」は程度の強さだけを意味するのではなく、「中心から外れた端」というニュアンスが重要。単に「very」「very strong」と置き換えられない場合がある。たとえば「extreme sports」をただ「激しいスポーツ」と訳すと、人間の限界領域に踏み込むというニュアンスが消えてしまう。
名詞用法(the extreme / extremes)を見落としがち。「go to extremes」「in the extreme(非常に、きわめて)」など重要表現は形容詞とは別に覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| radical | 「根本から変えようとする」という変革志向のニュアンスが強く、政治・思想文脈で使われることが多い。extremeが「端にある」状態なら、radicalは「根っこ(root)から」変えようとする積極性を伴う。 |
| excessive | 「許容範囲を超えて多すぎる」という意味で、量・度合いの超過に焦点がある。extremeが軸の端という位置的イメージなのに対し、excessiveは限度を超えたという超過のイメージ。 |
| intense | 「内側に凝縮された強烈さ」を表し、感情・集中力・光などの質の濃さを指す。extremeが「端の端」の位置なら、intenseは「密度が高い」イメージ。 |
対義語: moderate、mild、moderate
6派生語・関連語
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extremely
副詞
非常に、極めて(very の強調版)
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extremity
名詞
極端、末端、(pl.)四肢;苦境、窮地 -
extremism
名詞
過激主義、極端主義 -
extremist
名詞・形容詞
過激主義者(の)
7コロケーション
- extreme caution(細心の注意)
- extreme weather(異常気象)
- go to extremes(極端に走る)
8確認テスト
“The politician’s extreme stance on immigration lost him many moderate supporters.”
① 非常に激しい
② 過激な
③ 極度に疲弊した
④ 最も遠い
② 過激な。政治的立場(stance)という「思想の軸」において端の端にある位置を指しており、「過激な」が最も自然。①は形として形容詞を副詞的に誤訳しており不適切。③は文脈と全く合わない。④は物理的距離の意味で、政治的立場には使わない。
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