intense
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
intenseの語源はラテン語の「intensus(引き伸ばされた、張り詰めた)」に由来し、in(中へ)+ tendere(伸ばす)という構造を持つ。コアイメージは「エネルギーや力が内側に向かって最大限に凝縮・集中している状態」。物理的な刺激(光・熱・音)が極度に強い場合、感情や関係性が高い密度で圧縮されている場合、あるいは人が全力を内に集中させている場合など、いずれも「限界まで張り詰めた密度の高さ」という点で共通している。だから「強烈な」とも「懸命な」とも訳せるのは、外に発散せず内に凝縮したエネルギーの方向性がそれぞれの文脈で表れているからだ。
2意味一覧
-
形容詞
強烈な、激しい(刺激・感覚・状況が)
光・熱・痛みなどの物理的刺激が極限まで凝縮された状態。エネルギーが高密度に詰まっているイメージ。 -
形容詞
熱烈な、激しい(感情・関係性が)
感情が内側に凝縮・圧縮されており、外にあふれ出しそうなほど張り詰めた状態を指す。 -
形容詞
懸命な、真剣な、集中した(人・取り組みが)
人の意識や努力が一点に向かって極度に凝縮されているイメージ。「intense person(真剣すぎる人)」のように人に使うこともできる。 -
形容詞
(色・光などが)濃い、鮮烈な
視覚的な刺激においても、色や光の密度が極限まで高まった状態を表す。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「intense」は物事の量が多いのではなく「密度・圧縮度が高い」というニュアンスが本質。「a lot of」と混同して量の多さと思ってしまうと誤用につながる。例えば intense training は「大量のトレーニング」ではなく「一つひとつが極限まで凝縮された訓練」を指す。
「intense」と「intensive」の混同に注意。intense は「性質そのものが張り詰めている」こと、intensive は「集中的に行われる」という設計・方法論を表す。例:intense pain(激烈な痛み) vs. intensive care(集中治療)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fierce | 攻撃性・野性的な激しさに焦点。intense が「内側への凝縮」なのに対し、fierce は「外に向かって爆発する激しさ」のイメージ。 |
| severe | 厳しさ・深刻さを客観的に評価する語。intense が主観的・体感的な張り詰め感なのに対し、severe は状況の客観的な程度の大きさを示す。 |
| passionate | 熱情・情熱という肯定的な感情に特化。intense は感情の密度の高さ全般を指し、必ずしも肯定的ではない(「重い・疲れる」含意も)。 |
対義語: mild、moderate、gentle、casual
6派生語・関連語
-
intensity
名詞
強度、激しさ、凝縮度 -
intensely
副詞
激しく、強烈に、懸命に -
intensify
動詞
強化する、激化する(intensifies / intensified) -
intensive
形容詞
集中的な(intense と混同しないこと)
7コロケーション
- intense pressure(強烈なプレッシャー)
- intense debate(白熱した議論)
- intense concentration(極度の集中)
8確認テスト
“My roommate is really intense — she reads every email three times before sending it.”
① 激しい
② 強烈な性格の、真剣すぎる
③ 怒りっぽい
④ 集中力のない
② 正解は「真剣すぎる」。この文ではintenseが人の性格を描写している。コアイメージである「エネルギーが内側へ極度に凝縮されている状態」が、メールを何度も読み返すという行動として表れており、「真剣すぎる・力が入りすぎている人」を意味する。①は感情や出来事に使う訳であり、人の性格描写としては不自然。①の「激しい」は物理現象や感情の激しさに使うのが自然で、人の性格には違和感がある。
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