recognition
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
recognitionの語根はre-(再び)+cognition(認知・知ること)。つまり「もう一度知る」→「以前知っていたものを照合してわかる」というのがコアイメージ。顔を見て「あ、あの人だ」とわかる【認識・識別】も、誰かの業績を「確かにそうだと認める」【承認・評価】も、どちらも「照合して確認する」という同じ根っこから生まれている。「認める」という日本語には主観的な判断のニュアンスが強いが、recognitionはむしろ「すでにそこにある事実・価値を発見し確認する」客観的なニュアンスが強い点が特徴的。
2意味一覧
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名詞
(顔・声などの)識別、認識
「過去に見たもの・知っていたもの」と照合して「あれだ」と気づくこと。顔認識や音声認識などに使われる最も基本的な意味。 -
名詞
(功績・価値などを)認めること、承認、評価
誰かの努力や業績を「確かにそうである」と照合・確認して公式に認める行為。「見逃さずに発見して確認する」というコアイメージから自然に生まれる意味。 -
名詞
(国際社会などでの)公式な承認・認知
国家や組織の存在を「正式に照合して確認する」こと。外交分野でよく使われ、「diplomatic recognition(外交的承認)」のように用いる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「recognition=日本語の『認識』」と1対1で覚えると、「彼女はその問題への認識が足りない」のような文でrecognitionを使ってしまいがち。この場合は awareness や understanding が自然。recognitionは「すでにあるものを照合して確認する」ニュアンスなので、問題を初めて理解するような文脈には合わない。
acknowledgment(事実を認めること)と混同しやすいが、recognitionは「価値・功績を評価して認める」という肯定的ニュアンスが強く、acknowledgmentは「事実の存在を認める」だけで評価のニュアンスは薄い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| acknowledgment | 事実や状況の存在を認めることに焦点。評価・称賛のニュアンスは薄く、recognitionよりも中立的。 |
| appreciation | 価値をわかってありがたく思うという感情的・主観的ニュアンスが強い。recognitionが「客観的照合・確認」なのに対し、appreciationは「内側から湧き出る感謝・評価」。 |
| identification | 「識別・特定」という意味ではほぼ同義だが、より機械的・論理的に対象を特定するニュアンス。recognitionは「知っているものと一致した」という気づきの感覚が含まれる。 |
対義語: ignorance、disregard、neglect
6派生語・関連語
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recognize
動詞
~を認識する、識別する、(功績を)認める
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recognizable
形容詞
見てわかる、認識できる -
recognizably
副詞
明らかに、誰が見てもわかるように -
cognition
名詞
認知(recognitionの語根。心理・哲学分野で頻出)
7コロケーション
- gain / receive recognition(評価・認知を得る)
- in recognition of ~(〜を認めて、〜の功績に対して)
- facial / speech recognition(顔認識 / 音声認識)
8確認テスト
He was awarded a medal in recognition of his contributions to medical research.
① 医学研究への貢献を調査した結果として
② 医学研究への貢献を認めて
③ 医学研究への貢献を記念して
④ 医学研究への貢献を疑って
② 「in recognition of ~」は「〜を(事実として照合・確認し)認めて」という意味の重要熟語。③の「記念して」はcommemorationのニュアンスであり、recognitionには「その価値・事実を確認して公式に認める」という能動的な評価のコアイメージがあるため②が最も自然。
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