clinic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
clinicの語源はギリシャ語の「klinē(寝台・ベッド)」にあり、もともと「ベッドのそばで診察すること」を意味していた。そこから転じて「専門的な知識・技術を持つ人が、個別の問題に対応するために集まる場所」というコアイメージが生まれた。医療の文脈では「診療所・クリニック」となり、教育や相談の文脈では「個別指導の場・相談所」となる。病院(hospital)のような大規模な総合施設ではなく、特定の専門分野に特化した小規模な集中的サービスの場、というニュアンスが根底にある。
2意味一覧
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名詞
診療所・クリニック
専門的な医療スタッフが集まり、特定の疾患や問題に集中して対応する小規模な医療施設。総合病院ではなく、専門特化した場というニュアンスが含まれる。 -
名詞
相談所・指導教室
医療以外でも「専門家が個別の問題を診る場」として使われる。たとえばlegal clinic(法律相談所)やwriting clinic(文章指導教室)のように、専門知識を活かした集中的サポートの場を指す。 -
名詞
(スポーツ・技術の)実技講習会・特別指導
スポーツや技術分野で「専門コーチが特定のスキルを集中的に指導するセッション」を指す用法。a tennis clinicのように「短期集中の実技指導会」というニュアンスで使われ、日本語の「クリニック」にもこの用法が定着しつつある。
3例文
4よくある間違い・注意点
clinicとhospitalは混同しやすいが、hospitalは入院設備を持つ大規模な総合病院を指し、clinicは外来中心の小規模な専門施設を指す。「The patient was rushed to the hospital(病院に緊急搬送された)」のような緊急・重症ケースにはclinicは使えない。
日本語の「クリニック=医療施設」のイメージが強いため、legal clinicやwriting clinicのような非医療用法を見落としやすい。文脈をよく確認する習慣をつけよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hospital | 入院病棟・緊急医療・手術室を備えた大規模な総合医療機関。clinicが「専門・小規模・外来中心」なのに対し、hospitalはより包括的で大規模な施設を指す。 |
| dispensary | 主に薬の調剤・配布を行う施設。clinicが診察・指導を行う場であるのに対し、dispensaryは薬品の供給に特化したニュアンスが強い。 |
| workshop | 「講習会・実習会」の意味ではworkshopも近いが、workshopは参加者が主体的に作業・創作をする形式。clinicは専門家から個別に指導を受けるニュアンスがより強い。 |
対義語: hospital(規模・総合性の対比として)
6派生語・関連語
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clinical
形容詞
臨床の、診療上の;(態度が)冷静で感情のない、客観的な
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clinically
副詞
臨床的に;冷静に、感情を交えずに -
clinician
名詞
臨床医、臨床家(研究者と対比して、実際に患者を診る医師)
7コロケーション
- attend a clinic(診療所に通う・講習会に参加する)
- run / hold a clinic(診療所を運営する・講習会を開催する)
- dental / eye / skin clinic(歯科・眼科・皮膚科クリニック)
8確認テスト
“The famous tennis coach offered a two-day clinic for junior players at the local sports center.”
① 診療所のサービス
② 短期集中の実技指導会
③ 定期的な健康診断
④ チームの合同練習
② 短期集中の実技指導会。clinicはスポーツや技術分野では「専門家が特定のスキルを集中的に指導するセッション」を意味する。tennis coachとjunior playersという文脈から、医療施設ではなく指導・教育の場であることが読み取れる。「2日間のクリニックを開いた」という表現は日本語でも定着しつつある用法である。
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