recognize
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
recognizeはラテン語の「re-(再び)+cognoscere(知る)」が語源。「以前知っていたものを、再び照合・確認して『あ、これだ』とわかる」というのがコアイメージ。見知った顔を見て『あの人だ』とわかる(同定・認識)場合も、誰かの功績を『確かにそうだ』と認める(承認・公認)場合も、どちらも「知識や基準と照合して確認する」という同じ動きから来ている。だから単なる「知っている(know)」ではなく、「あらためて、意識的に照合した上で確認・承認する」というニュアンスが根底にある。公式な承認・外交的な国家承認にも使われるのも、この「照合して正式に認める」感覚から自然につながる。
2意味一覧
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動詞
(以前知っていたものを)見分ける・わかる
記憶・知識と照合して「あ、これだ」と確認する動き。見た目や声などを過去の情報と照合し同定するときに使う。 -
動詞
(事実・価値などを)認める・認識する
自分の基準や事実と「照合した結果、そうだと確認する」感覚。問題の存在や誰かの功績を認める場面で使う。 -
動詞
(国家・団体などを)公式に認知する・承認する
国際社会の基準と照合して「正式にそうだと確認・承認する」という、やや硬い公式な文脈での使い方。 -
動詞
(会議・式典などで)発言権を与える・指名する
議長などが発言者を「照合して、この人だと確認・指名する」ニュアンス。議会英語でよく出る見落とされがちな意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「recognize = 認識する」と丸暗記すると、功績や事実を「認める」という文脈で意味が取れなくなる。コアイメージの「照合して確認する」を押さえれば、文脈ごとの訳は自然に導き出せる。
knowとの混同に注意。knowは「(もともと)知っている」という静的な状態だが、recognizeは「照合・確認というプロセスを経てわかる」という動的な動作。初対面の人をrecognizeとは言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| identify | 「何であるか・誰であるかを特定する」ことに焦点。recognizeが「照合して確認する」プロセスなら、identifyは「正体を突き止める」結果のニュアンスが強い。 |
| acknowledge | 「(事実・存在を)公式に認める・認知する」意味で近いが、acknowledgeは「知っているのに無視せず認める」という姿勢的な含意が強く、recognizeより意図的・能動的。 |
| admit | 「(都合の悪い事実を)渋々認める・白状する」ニュアンスが強い。recognizeは中立的に「確認・承認する」感覚で、admitのような消極的・後ろ向きの含意はない。 |
対義語: ignore、overlook、deny
6派生語・関連語
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recognition
名詞
認識;認知;承認;表彰
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recognizable
形容詞
見分けられる;認識できる -
unrecognizable
形容詞
見分けがつかない;全く変わり果てた -
recognized
形容詞
(世間に)認められた;公認の
7コロケーション
- recognize the importance of ~(〜の重要性を認める)
- recognize someone’s contribution(誰かの貢献を認める)
- widely recognized(広く認められている)
8確認テスト
The United Nations officially recognized the new state as an independent nation.
①その新しい国家を独立国として正式に認知した
②その新しい国家の存在に初めて気づいた
③その新しい国家を見分けることができた
④その新しい国家について知識を持っていた
①が正解。recognizeのコアイメージは「基準と照合して公式に確認・承認する」こと。この文は外交・国際法の文脈で「国連が正式に独立国として承認した」という意味。②「気づいた」はnoticeに近い訳、③「見分けた」は人物同定の文脈、④「知識を持っていた」はknowの訳であり、いずれも「照合して公式に承認する」というrecognizeのコアイメージを反映していない。
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