length
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
lengthのコアイメージは「ある軸に沿って伸びた距離・広がりの量」です。物理的な「長さ」が基本ですが、これが時間軸に適用されると「期間・継続の長さ」になり、比喩的に努力・程度の軸に適用されると「(ある目的のために行く)程度・極端さ」というニュアンスになります。go to great lengths(大変な苦労をする)のように、目標に向かってどれだけ「遠くまで伸びるか」というイメージが根底にあります。日本語の「長さ」と違い、lengthは空間・時間・程度のいずれにも使えるため、文脈に応じた柔軟な理解が必要です。
2意味一覧
-
名
(空間的な)長さ・距離
最も基本的な用法。「一方向に伸びた距離の量」というコアイメージがそのまま物理的な長さを指す。 -
名
(時間的な)長さ・期間・継続時間
「距離の軸」を「時間の軸」に置き換えたもの。「どれだけ時間が伸びているか」という発想から「期間の長さ」を表す。 -
名
(文章・映像などの)長さ・尺
文章や映画がどれだけ「伸びているか(続いているか)」という量的な広がりを示す。「この記事の長さ」など。 -
名
(go to great ~sの形で)程度、(手間・努力の)極端さ
「どこまで遠くまで(努力して)伸びるか」という比喩的な用法。go to great lengths で「大変な苦労をいとわない」という意味になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「the length of time」は「時間の長さ(期間)」という意味で頻出だが、「time」と意味が被るように感じて省略してしまいがち。実際にはthe length of time you waitのように「どれくらいの時間か」を強調する文脈でよく使われる。
go to great lengths は「長い距離を移動する」と直訳しがちだが、比喩表現であり「大変な努力・苦労をいとわない」という意味なので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| distance | 二点間の「隔たり・距離」に焦点。lengthが「物体や期間そのものの伸び」を表すのに対し、distanceは「離れ具合」を強調する。 |
| duration | 時間的な「継続時間・持続期間」に特化した語。lengthが空間・時間・程度の全方向に使えるのに対し、durationは時間のみ。 |
| extent | 「広がりの範囲・程度」という意味で比較的抽象的。lengthが方向性のある「伸び」を示すのに対し、extentは面的な「広がり」のニュアンスが強い。 |
対義語: width(幅)、brevity(短さ・簡潔さ)
6派生語・関連語
-
long
形
長い(lengthの形容詞形・語源)
-
lengthen
動
長くする・長くなる -
lengthy
形
(やや否定的なニュアンスで)長すぎる・冗長な -
lengthwise / lengthways
副・形
縦方向に・長さの方向に
7コロケーション
- go to great lengths(あらゆる手を尽くす・大変な努力をする)
- the length of time(期間・時間の長さ)
- at length(ついに・詳しく・長々と)
8確認テスト
「The politician went to great lengths to avoid answering the question.」
① その政治家は質問を避けるため、遠くまで移動した。
② その政治家は質問を避けるため、あらゆる手を尽くした。
③ その政治家は質問を長々と避け続けた。
④ その政治家は質問を避けることに長い時間をかけた。
②が正解。go to great lengthsはlengthの比喩的用法で、「目標に向かって努力の軸をどこまでも伸ばす」というコアイメージから、「あらゆる手を尽くす・並々ならぬ努力をする」という意味になる。①は直訳の誤り。③④はlengthを「時間的な長さ」と誤解した訳。
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