diligent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
diligentのコアイメージは「持続的な努力と注意を惜しまない姿勢」です。ラテン語のdiligereを語源に持ち、「丁寧に選び取る・大切にする」という意味が根底にあります。つまり、やっつけ仕事ではなく、対象を大切に扱い、途中で手を抜かずに最後まで丁寧にやり遂げようとする態度です。「勤勉な」という訳が有名ですが、それだけに留まらず、「骨を折った」「入念な」「念入りな」など、継続性と細やかさが両立している場面すべてに使えます。才能や結果ではなく、取り組みのプロセスそのものの質と継続性にフォーカスした形容詞です。
2意味一覧
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形容詞
勤勉な、熱心な
怠けることなく継続的に努力を重ねる姿勢が「勤勉さ」として表れる。人の性格・習慣を描写するときの最も典型的な使い方。 -
形容詞
入念な、骨を折った
「手を抜かない」というコアイメージが、作業・調査・仕事の丁寧さや労力の多さとして表れる。人だけでなく行為・作業を修飾するときに使われる。 -
形容詞
(ある物事に)精を出している、励んでいる
「diligent in ~」の形で特定の活動への継続的な集中と努力を表し、「~に精力的に取り組んでいる」というニュアンスになる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「勤勉な」という訳だけで覚えると、diligent search(入念な捜索)やdiligent effort(精力的な努力)のように人以外を修飾する用法に気づけなくなる。コアイメージ「手を抜かず継続して取り組む」を意識すると柔軟に訳せる。
hardworkingと混同しやすいが、hardworkingは「肉体的・精神的に長時間多く働く」という量・体力的側面が強く、diligentは「注意深く丁寧に取り組む」という質・姿勢の面が強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hardworking | 量・時間・労力の多さに焦点を当てる。diligentが「丁寧で継続的な取り組みの質」を表すのに対し、hardworkingは「たくさん働く・よく働く」という量的努力のイメージが強い。 |
| industrious | productive(生産的)に働く習慣があるというニュアンスで、仕事や作業の生産性・能率も含意する。diligentよりやや堅い書き言葉的な表現。 |
| assiduous | 非常に勤勉でしつこいほど粘り強く続けるというニュアンス。diligentよりも粘着的・執念深い継続性を強調するフォーマルな語。 |
対義語: lazy、negligent、careless
6派生語・関連語
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diligence
名詞
勤勉さ、精励、入念さ -
diligently
副詞
勤勉に、入念に、熱心に
7コロケーション
- diligent in ~(~に熱心な・精を出している)
- diligent effort(精力的な努力、地道な取り組み)
- diligent student(勤勉な学生)
8確認テスト
“The lawyer conducted a diligent review of all the documents before the trial.”
① 彼女は裁判の前にすべての書類を退屈そうに見直した。
② 弁護士は裁判の前にすべての書類を入念に精査した。
③ 弁護士は裁判の前にすべての書類を大急ぎで確認した。
④ 弁護士は裁判の前にいくつかの書類を気軽に見直した。
②
「diligent review」はdiligentが行為(review=精査)を修飾しており、「手を抜かず、注意深く取り組む」というコアイメージが「入念な精査」として表れている。①は「退屈そうに」、③は「大急ぎで」、④は「気軽に」といずれもコアイメージと逆の意味になるため不正解。
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