barely
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
barelyの語根 bare は「むき出しの・何もない」というイメージを持つ形容詞。barelyはそこから派生し、「必要最低限のものがあるかないかの薄皮一枚」というコアイメージを持つ。「かろうじて〜した」という成功を表すときは、失敗との境界線ギリギリで達成したニュアンスがある。一方「ほとんど〜ない」という否定的な文脈では、あまりにも量・程度が少なくて「裸同然=ほぼゼロ」というイメージ。どちらも「ぎりぎりの薄い線」を描いており、余裕が一切ない状態を表す点が共通している。「余裕たっぷり」とは真逆の、ヒヤヒヤ感・切迫感がこの単語の本質。
2意味一覧
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副詞
かろうじて、やっとのことで
「成功・達成の基準ラインのギリギリ上側」にいるイメージ。失敗との境界線をほぼ踏みながらも、かろうじて超えられた状態を表す。 -
副詞
ほとんど〜ない
量・程度・時間などが「ほぼ裸=ゼロに近い状態」というコアイメージ。否定語を使わずに「ほぼゼロ」を表現でき、barely any〜・barely enough などの形でよく使われる。 -
副詞
〜してすぐに、〜するやいなや
時間的に「ほぼ間を置かずに」という意味。barely … when〜 / barely … before〜 の構文で使われ、2つの出来事の間の時間的余白がほぼゼロであることを示す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「かろうじて成功した」というポジティブな結果を表すときに使うのが基本だが、「barely failed(かろうじて失敗した)」のように明らかに失敗を示す語と組み合わせることもできる。「かろうじて=成功」と決めつけず、後ろに続く語をセットで読む習慣をつけよう。
hardlyやscarcely と意味は似ているが、barelyの方がよりギリギリ感・切迫感が強い。また、hardly はよりフォーマルな書き言葉的なニュアンス、barely は話し言葉でもよく使われるという違いもある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hardly | 「ほとんど〜ない」の意味で最も近い類義語。やや書き言葉的・フォーマルで、barely より感情的な切迫感は薄い。 |
| scarcely | hardlyとほぼ同義だがさらにフォーマルな語。文学作品や改まった文章でよく見られる。 |
| narrowly | 「かろうじて」という意味では近いが、主に物理的・数量的な「差の小ささ」に焦点を当てる(例:narrowly won the election)。 |
対義語: easily、comfortably、amply
6派生語・関連語
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bare
形容詞
むき出しの、何もない、最低限の
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bare
動詞
(〜を)むき出しにする、さらけ出す
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bareness
名詞
むき出しであること、赤裸々さ
7コロケーション
- barely escape(かろうじて逃れる)
- barely enough(やっと足りる程度)
- barely had … when〜(〜するやいなや)
8確認テスト
“He had barely finished his speech when the audience started applauding.”
① かろうじてスピーチを終えると、聴衆が拍手を始めた。
② スピーチを終えるやいなや、聴衆が拍手を始めた。
③ スピーチをほとんど終えることができず、聴衆が拍手を始めた。
④ 十分にスピーチを終えた後、聴衆が拍手を始めた。
正解は②。「barely … when〜」は「〜するやいなや」という時間的余白がほぼゼロの構文。この文では「スピーチが終わった」と「拍手が始まった」の間に時間的な隙間がほとんどなかったことを表しており、②が最も自然。①は「成功・失敗のギリギリ」というニュアンスに引きずられた誤訳。この構文を覚えておくと長文読解でも役立つ。
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