exotic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
exoticの語源はギリシャ語の「exo-(外へ)」で、「自分たちの世界・文化圏の外からやってきた」というのがコアイメージです。単に「外国の」というだけでなく、そこには「なじみのない珍しさ・非日常感・魅惑的な異質さ」のニュアンスが含まれています。日常の世界から切り離された、どこか遠い場所から来たものに対して感じる「非日常的な美しさや魅力」が根底にあります。だから植物・動物・料理・場所など多様な文脈で使われ、単に産地が外国というだけでなく「見たことのない、ちょっとドキドキする非日常感」を伴う言葉です。
2意味一覧
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形容詞
異国風の、エキゾチックな(非日常的な魅力を持つ)
自分たちの文化圏の外から来たものが持つ、なじみのない独特の魅力・雰囲気を表す。単なる「外国の」より感情的・審美的なニュアンスが強い。 -
形容詞
外来の、珍しい(動植物・食べ物などが在来種でない)
生物学・環境の文脈では、もともとその土地に存在しなかった外来のものを指す。「非日常・外から来た」コアイメージがそのまま適用される。 -
形容詞
奇抜な、普通ではない(慣習・趣味・職業などが非常に変わった)
「自分の世界の外にある」感覚が転じて、一般常識や日常の範囲を大きく超えたものにも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「foreign(外国の)」と混同しやすいが、foreignは単に「自国以外の」という中立的な意味。exoticは「非日常的な魅力・珍しさ・異質感」という感情的ニュアンスを伴う点が異なる。例えば「a foreign country(外国)」はただの事実だが、「an exotic country」には「なんだか神秘的でドキドキする国」という含みがある。
日本語の「エキゾチック」は主に「異国風の雰囲気」という意味で使われるが、英語のexoticは動植物・料理・職業など幅広い文脈で使える。また文脈によっては「(あなたにとって)よそ者・変わり者」という微妙に差別的な響きになる場合もあるので使い方に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| foreign | 単に「外国の・自国でない」という中立的な事実を表す。exoticのような非日常的魅力や感情的ニュアンスはない。 |
| unfamiliar | 「なじみのない・見慣れない」という意味だが、単に知らないだけで必ずしも魅力的・異国的とは限らない。 |
| tropical | 「熱帯の」という地理的・気候的な限定語。exoticより意味が具体的で、感情的なニュアンスは薄い。 |
| outlandish | 「奇妙な・とっぴな」という意味で、exoticより否定的・奇異なニュアンスが強い。魅力的というよりは「理解できないほど変」という感覚。 |
対義語: native、domestic、familiar、indigenous
6派生語・関連語
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exotically
副詞
異国風に、エキゾチックに -
exoticism
名詞
異国趣味、エキゾチシズム(異文化への憧れや美化する傾向) -
exotica
名詞(複数扱い)
珍奇なもの・珍品のコレクション
7コロケーション
- exotic plants / animals(外来植物・珍しい動物)
- exotic destination(異国情緒あふれる旅行先)
- exotic flavors / cuisine(なじみのない異国の風味・料理)
8確認テスト
“She was drawn to his exotic appearance and the stories he told about his homeland.”
① 外国人らしい
② 怪しげな
③ 異国的な魅力のある
④ 見慣れない奇妙な
③「異国的な魅力のある」が正解。exoticには単に「外国の・知らない」という以上の、非日常的な魅力・引きつけられる美しさというニュアンスがある。be drawn to(〜に引きつけられる)という表現とも呼応しており、単なる①「外国人らしい」(中立的)や④「奇妙な」(否定的)では魅力の文脈に合わない。②「怪しげな」はコアイメージから外れる。
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