curse
【名】呪い
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
curseのコアイメージは「言葉や意志の力で、対象に害や不幸をもたらすこと」です。呪術的な「呪い」も、怒りに任せた「悪態・罵倒」も、どちらも「悪意を持った言葉・力が相手や物事に向けられる」という共通の根がありります。さらに、名詞では「長期にわたって苦しめる禍(わざわい)・災い」という意味に広がります。たとえば「貧困はこの地域の curse だ」と言えば、まるで呪いがかかったように人々を長く苦しめる存在、という含意が生まれます。「呪い」という超自然的な力から「怒りの言葉」「継続する災い」まで、すべて「悪意・害意が言葉や力として放たれる」という一本の軸でつながっています。
2意味一覧
-
動詞
〜に呪いをかける
超自然的な悪意の力を言葉に乗せて対象に向けるという、コアイメージの最も原型的な用法。 -
動詞
ののしる・悪態をつく・罵倒する
呪術的な意味が薄れても「悪意ある言葉を放つ」という核は同じ。激しい怒りの言葉を浴びせる場面で使われる。 -
動詞
(運命・状況などが)〜を苦しめる・悩ませる(受け身でよく使われる)
「呪いをかけられたように苦しむ」という発想から、be cursed with ~「~という不運・欠点を持つ」という受動態の表現が生まれた。 -
名詞
呪い・呪文
悪意の力が凝縮された言葉・行為そのものを指す名詞形。 -
名詞
災い・禍(わざわい)・悩みの種
呪いのように人々を長く苦しめる存在・状況を指す比喩的な用法。「呪縛」と訳すとぴったりくる場合もある。 -
名詞
ののしりの言葉・悪口
動詞の「悪態をつく」に対応する名詞形。swear wordに近いが、より強い感情的な悪意を含む。
3例文
4よくある間違い・注意点
「悪態をつく」という意味を見落としがち。curse は呪術的な意味だけでなく、日常会話でも「ひどい言葉を口にする・罵倒する」という意味で頻繁に使われる。swearとほぼ同義で使われることもあるが、curseはより強い怒りや悪意のニュアンスを帯びる。
be cursed with ~の受動態構文を知らないと読み違える。「〜に呪われている」が転じて「〜という不運・欠点を持つ」という意味になることを押さえておく。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| swear | curseと同様「悪態をつく」意味で使われるが、swearは「誓う」という意味も持ち感情的な悪意よりも言葉の行為自体に焦点がある。curseはより強い怒りや呪いの含みがある。 |
| hex | 「呪いをかける」という超自然的な意味ではほぼ同義だが、hexはより口語的・民間信仰的なニュアンスが強く、魔女などが具体的に魔法をかけるイメージ。 |
| blight | 「災いをもたらす・台無しにする」という意味で名詞・動詞ともに使われるが、blightは植物の「枯れ病」が原義で、じわじわと広がり蝕むニュアンスが強い。curseより物理的・社会的な文脈で使われることが多い。 |
対義語: bless、blessing
6派生語・関連語
-
cursed
形容詞
呪われた・忌まわしい -
cursedly
副詞
忌まわしいほどに・ひどく(古風・文語的)
7コロケーション
- put a curse on ~(〜に呪いをかける)
- be cursed with ~(〜という不運・欠点を抱える)
- lift / break a curse(呪いを解く)
8確認テスト
Some economists argue that natural resources can be a curse for developing countries, leading to corruption and conflict.
① 呪いの言葉
② 災いのもと・禍
③ 超自然的な呪術
④ 悪態・罵倒
②が正解。天然資源が腐敗や紛争を引き起こすという文脈では、curseは「呪いのように国を苦しめる禍・災い」という比喩的な意味で使われている。これは「悪意ある力が長期にわたって対象を苦しめる」というcurseのコアイメージが、社会・経済の文脈に応用された例。①③は超自然的すぎてこの文脈に合わず、④は感情表現の場面に限られる。
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