construct
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
constructのコアイメージは「複数の材料・要素を意図的に組み合わせて、ひとつのまとまりある形を作り上げる」こと。ラテン語のcon-(共に)+ struere(積み重ねる)が語源で、「物をレンガのように積んで組み立てる」イメージが根本にある。物理的な建物だけでなく、論理・文章・概念など抽象的なものでも「複数の要素を秩序立てて組み合わせる」ときに使われる。ただ「建てる」のではなく、設計・計画に基づいて丁寧に構成するというニュアンスが含まれる点が重要。
2意味一覧
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動詞
(建物・構造物を)建設する、組み立てる
レンガや材料を「積み重ねて組み上げる」コアイメージがそのまま物理的な建設行為を表す。ただ建てるのではなく、計画的・構造的に作るニュアンスがある。 -
動詞
(論理・文章・理論を)構成する、組み立てる
言葉や論理を「要素として積み重ねて形にする」ことで、文や議論を組み立てる意味に広がる。 -
動詞
(概念・イメージを)作り上げる、構築する
頭の中で要素を組み合わせて概念を「組み立てる」ことを指し、社会的・心理的な構造物を作る文脈でも使われる。 -
名詞
(概念的・理論的な)構成物、概念
「積み上げて作られたもの」としての名詞形。特に学術・心理学分野で「社会的構成物」「概念モデル」の意味でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
buildと混同しがち。buildは「作る」行為全般を指すカジュアルな語だが、constructは「設計・計画に基づいて体系的に組み立てる」という意図的・構造的なニュアンスが強い。たとえば「夢のマイホームを建てた」ならbuilt my dream home、「橋を計画的に建設した」ならconstructed a bridgeが自然。
名詞としてのconstruct(概念・構成物)は大学入試でも出題されるが、見落とされやすい。特に「social construct(社会的構成概念)」という表現は現代文化・社会系の英文で頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| build | より広く日常的な「作る・建てる」を指す。計画性・構造性のニュアンスはconstructより弱く、子供が積み木で遊ぶ場合にも使える。 |
| erect | 「垂直に立てる・建立する」イメージ。記念碑や壁など、上に向かってそびえるものを建てる際によく使われる。 |
| assemble | 「バラバラの部品を集めて組み立てる」ことに特化。家具や機械など、既製パーツを組み合わせる文脈で使われる。 |
| formulate | 「計画・理論・言葉を練り上げる」意味では似るが、formは形そのものに焦点があり、constructほど「積み上げる」構造的ニュアンスはない。 |
対義語: demolish、destroy、dismantle
6派生語・関連語
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construction
名詞
建設、構造、構文
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constructive
形容詞
建設的な、役立つ -
constructor
名詞
建設者、コンストラクタ(プログラミング) -
reconstruct
動詞
再建する、再構成する
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deconstruct
動詞
解体する、脱構築する
7コロケーション
- construct a sentence(文を組み立てる)
- construct a bridge(橋を建設する)
- social construct(社会的構成概念)
8確認テスト
“Over centuries, society has constructed a set of norms about what it means to be ‘successful’.”
① 発見した
② 破壊した
③ 作り上げた
④ 受け継いだ
③「作り上げた」が正解。この文では「成功とは何か」という社会的概念を、長い時間をかけて人々が要素を積み重ねて形成してきた、というconstructのコアイメージ(意図的・構造的に組み立てる)が表れている。物理的な建設ではなく、抽象的な概念・規範の「構築」を表す典型的な用法。
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