burst
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
burstのコアイメージは「内部に蓄積された力・エネルギー・感情が限界に達し、一気に外へ放出される」こと。風船が破裂するのも、感情が爆発するのも、人が突然部屋に飛び込んでくるのも、すべて「抑えていたものが一瞬で外に出る」という同じ感覚から来ている。日本語で「破裂する」と訳すと物理的な爆発に限定されてしまうが、英語のburstはもっと広く、感情・動作・音など、あらゆる「急激で爆発的な放出」に使える。この「一瞬の爆発的解放」というコアイメージを押さえておくと、文脈に応じた自然な日本語訳を自分で導き出せる。
2意味一覧
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動詞
(物が)破裂する・爆発する
内側に蓄積された圧力が限界を超えて一気に外へ出るのがコアイメージ。最も物理的・直接的な表れ方。 -
動詞
(感情が)爆発する・こらえきれなくなる
内側に溜め込んでいた感情が限界に達し、外へ一気に溢れ出すという点で物理的な破裂と同じ構造。 -
動詞
突然〜し始める(burst into / burst out)
「抑えていた状態から一気に行動・音が放出される」感覚。burst into tears(突然泣き出す)など感情の急激な発露を表す。 -
動詞
(場所に)突然飛び込む・押し入る
burst into a roomのように、外から内へ「爆発的なエネルギーで一気に入り込む」ことを表す。抑えられていた勢いが一気に解放される感覚は変わらない。 -
名詞
(一時的な)爆発・噴出・ひと頑張り
「一気に放出されるエネルギーのひとかたまり」というコアイメージがそのまま名詞化したもの。a burst of speed(急加速)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
burst into〜 と burst out〜 の区別に注意。burst into tears / laughter(動名詞ではなく名詞)、burst out crying / laughing(動名詞)と形が異なるが意味はほぼ同じ。burst into laughterとburst out laughingは混同しやすいので、セットで覚えること。
burstは過去形・過去分詞も同形(burst–burst–burst)であることを忘れがち。explodedのように規則変化させないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| explode | 大規模な爆発・爆破を指すことが多く、物理的な破壊力のニュアンスが強い。感情や動作への比喩的用法もあるが、burstほど日常的・感情的な文脈では使われにくい。 |
| erupt | 火山の噴火のように「内側から激しく噴き出す」イメージ。burstより規模が大きく、長続きする印象がある。感情にも使えるが、より激しく抑えがたい爆発を表す。 |
| break out | 「閉じ込められていたものが外へ出る」点は共通するが、一瞬の爆発的放出ではなく、「始まる・発生する」というニュアンスが強い(例:fire broke out)。 |
対義語: contain、suppress、hold back
6派生語・関連語
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bursting
形容詞・現在分詞
今にも破裂しそうな、いっぱいの(例:bursting with energy=エネルギーが溢れんばかりの) -
outburst
名詞
(感情の)爆発・噴出(例:an outburst of anger=怒りの爆発)
7コロケーション
- burst into tears(突然泣き出す)
- burst out laughing(突然笑い出す)
- a burst of energy(エネルギーの爆発的な放出・ひと頑張り)
8確認テスト
The crowd burst into applause as the performer took a bow.
①観客はゆっくりと拍手を始めた
②観客は突然拍手喝采した
③観客は静かに拍手で見送った
④観客は拍手するのをためらった
②が正解。burst into〜は「(抑えていた感情・行動が)一気に外へ放出される」コアイメージを持つ。観客がパフォーマーのお辞儀の瞬間に「爆発的に・突然」拍手し始めたというニュアンスを表しており、「じわじわ始まる」①③や「躊躇する」④とは根本的に異なる。
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