declare
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
declareのコアイメージは「公的・正式な場において、自分の立場・判断・意図を明確に外部に向けて発信すること」。ラテン語のdeclarare(de=完全に+clarare=明らかにする)が語源で、「曖昧さゼロにして明らかにする」ニュアンスが根底にある。日常の会話でポロっと言うのではなく、公式な場・重要な状況で、誰の目にも疑いなく伝えるというイメージ。だから「宣言する」「断言する」はもちろん、税関での申告(自分が持っているものを正式に提示する)や、スポーツでのイニングス宣言にも同じ核心がある。
2意味一覧
-
動詞
宣言する・布告する
国家や組織が、公式に立場・意思を外部へ向けて発信するまさに中心的な用法。「曖昧さゼロ」で世界に向けて打ち出すイメージ。 -
動詞
断言する・明言する
個人が自分の見解・確信を「これが真実だ」と明確に表明すること。公式場面でなくても、はっきり言い切る強さが伴う。 -
動詞
(税関などで)申告する
持ち物・収入などを正式な機関に対して隠さずに提示すること。「公式に・完全に明らかにする」コアイメージがそのまま現れた用法。 -
動詞
(クリケットなどで)イニングスを打ち切り宣言する
競技中に自チームの意思を公式に告知する行為で、英語圏では頻出。コアイメージの「公式に意思表示」がスポーツ場面に適用された例。
3例文
4よくある間違い・注意点
announceと混同しがち。announceは「情報を広く知らせる・告知する」こと(中立的な発表)に対し、declareは「自分の立場・判断・意図を公式に表明すること」で、発表者の主体的な意思・コミットメントが強く含まれる。例えばannounce the resultは「結果を発表する」だが、declare the resultは「勝敗・結果を(審判が)正式に宣告する」ニュアンスになる。
「申告する」の意味を知らない学習者が多い。Do you have anything to declare?は空港・税関で必ず出てくる頻出表現なので必ず覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| announce | 情報を広く伝えることに重点。declareのような「立場・意思のコミットメント」は薄く、中立的な告知に近い。 |
| proclaim | declareより格式が高く、大規模・歴史的な宣言に使われることが多い。感情や確信の強さが前面に出やすい。 |
| assert | 自分の意見・権利を強く主張するニュアンス。declareより個人的・議論的な文脈で使われ、公式性は低い。 |
| state | 事実や意見を明確に述べること。declareより感情・公式性が薄く、淡々と述べるイメージ。 |
対義語: conceal、deny、suppress
6派生語・関連語
-
declaration
名詞
宣言(書)・申告・表明 -
declarative
形容詞
宣言的な・(文法)平叙文の -
declared
形容詞
公言された・公式に表明された
7コロケーション
- declare war (on ~)(~に宣戦布告する)
- declare independence(独立を宣言する)
- declare bankruptcy(破産を申告する)
8確認テスト
“The athlete was asked whether he had anything to declare upon returning from abroad.”
① 宣言する
② 断言する
③ 申告する
④ 発表する
正解は③「申告する」。returning from abroad(海外から帰国する)という文脈から、税関での手続きを指しているとわかる。declareのコアイメージである「公的機関に対して完全に・隠さず明らかにする」が、税関での「申告」という日本語訳にぴったり当てはまる場面。①「宣言する」②「断言する」は公式場面や個人の意思表明に使うが、税関文脈には不自然。④「発表する」はannounceのニュアンスに近く、declareの主体的コミットメントを反映していない。
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