jury
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
juryのコアイメージは「ある事柄について判断・評決を下すために選ばれた人々の集団」です。語源はラテン語のjurare(誓う)。陪審員たちは就任時に誓いを立て、公正な判断を誓約します。法廷での「陪審団」がその典型ですが、このコアイメージは法廷外にも広がります。コンテストやコンクールで優劣を決める「審査員団」もjuryと呼ばれるのは、「判断を委ねられた集団」というイメージが共通しているからです。つまりjuryとは、単なる観客ではなく、正式に権限を与えられ、評決や審査を下す責任を持つ集団を指します。集合名詞として使われ、イギリス英語では複数扱いになることもあります。
2意味一覧
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名詞
(法廷の)陪審団、陪審員団
裁判で有罪・無罪を判断するために選ばれた市民の集団。まさに「判断を委ねられた集団」のコアイメージそのもの。 -
名詞
(コンテスト・コンクールの)審査員団、審査委員会
法廷以外でも、作品や競技の優劣を正式に判定する集団に使われる。「判断を委ねられた集団」というコアが法廷外に応用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
juryは集合名詞なので、アメリカ英語では「The jury has reached a verdict.」と単数扱いが基本ですが、イギリス英語では「The jury have reached a verdict.」と複数扱いすることもあります。どちらも正しいので文脈で判断しましょう。
「審査員」を一人指す場合はjuror(またはjudge)を使います。juryはあくまで集団を指す語なので、「a jury member(陪審員の一人)」のように言うか、jurorを使いましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| panel | 「専門家の集団」というニュアンスが強く、テレビの討論者グループや審査員団にも使われる。juryより広義で、必ずしも「評決を下す」権限を持つとは限らない。 |
| tribunal | 特別裁判所や審判機関を指し、より公式・権威的な響きがある。juryが市民から選ばれるのに対し、tribunalは専門家や当局者で構成されることが多い。 |
| judges | コンテスト文脈ではjuryとほぼ同義で使われるが、個々の審査員を指す複数形。juryが「集団としての機関」であるのに対し、judgesは「個人の集まり」に焦点がある。 |
対義語: judge(裁判官・単独の判断者)、defendant(被告)
6派生語・関連語
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juror
名詞
陪審員(jury の構成員一人ひとりを指す) -
jury duty
名詞(句)
陪審員の義務・陪審員召喚(市民の法的義務として) -
jury-rigged
形容詞
(船などを)応急処置で修理した;場当たり的な(jury には「臨時の」という古い用法もある)
7コロケーション
- serve on a jury(陪審員を務める)
- the jury reaches / returns a verdict(陪審団が評決を下す)
- a hung jury(評決に達しない陪審団)
8確認テスト
“She was asked to serve on the jury for an international film festival.”
① 裁判の陪審団
② 映画祭の審査委員会
③ 映画祭の観客席
④ 国際的な評判
② 映画祭の審査委員会。film festivalという文脈から法廷とは無関係とわかる。juryのコアイメージ「判断を委ねられた集団」が映画祭での審査員団として現れており、serve on~(〜に参加して職務を担う)という表現からも、正式な権限を持つ評価機関を指していることが読み取れる。
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