unemployment
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
unemploymentは「un-(〜でない)+ employ(雇用する)+ -ment(状態)」という構造を持つ。employの語源はラテン語で「中に折り込む・関わらせる」こと、つまり人を仕事の中に組み込んだ状態が「雇用」。そのemployがun-によって否定され、-mentで「状態」として名詞化されたのがunemployment。つまり、「人が仕事の中に組み込まれていない空白の状態」がコアイメージ。個人の「失業」だけでなく、社会全体の「失業率・失業者数」という集合的・統計的な意味でも広く使われる。日本語の「失業」は個人の出来事として使われがちだが、英語のunemploymentはより広く社会現象・経済指標としても使われる点が特徴的。
2意味一覧
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名詞
失業・失業状態
仕事に組み込まれていない個人の状態を指す最も基本的な用法。「働く場が空っぽ」の状態がそのまま「失業」という訳になる。 -
名詞
失業率・失業者数(社会・経済指標として)
社会全体での「仕事に組み込まれていない人の割合や数」を指す用法。ニュースや経済記事では「unemployment is rising(失業率が上昇している)」のように統計的指標として頻出する。 -
名詞
失業給付(unemployment benefitsの略として口語で)
英語圏では「on unemployment(失業給付を受けて)」のように、給付制度そのものを指す場合もある。文脈で「補助金・制度」の意味を取ることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「unemployment」は不可算名詞として使われることが非常に多い。×an unemployment、×unemployments とはしない。「the unemployment rate(失業率)」のように別の名詞と組み合わせる形が基本。
日本語の「失業」は個人のイベント(仕事を失う出来事)のイメージが強いが、英語のunemploymentは社会的・経済的な「状態・状況」を指すことが多く、ニュースや経済記事では「失業率」と訳すべき場面がほとんど。文脈判断が重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| joblessness | より口語的・ジャーナリスティックな表現で、「仕事がない状態」という意味。unemploymentより感情的なニュアンスを持ちやすい。 |
| redundancy | 主に英国英語で、企業側の都合による「解雇・人員整理」を指す。労働者側の失業ではなく企業の意思決定に焦点がある点でunemploymentと異なる。 |
| layoff | 企業による一時的または恒久的な「解雇」の行為そのものを指す名詞・動詞。unemploymentが「状態」であるのに対し、layoffは「出来事・行為」を指す。 |
対義語: employment、full employment
6派生語・関連語
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employ
動詞
雇用する・(方法・手段などを)使う
-
employed
形容詞
雇用されている・仕事を持っている -
unemployed
形容詞/名詞
失業中の/(the unemployedで)失業者たち -
employer
名詞
雇用主・雇い主
-
employee
名詞
従業員・被雇用者
-
employment
名詞
雇用・就業状態
7コロケーション
- unemployment rate(失業率)
- unemployment benefits / unemployment insurance(失業給付・失業保険)
- high / rising unemployment(高い/上昇する失業率)
8確認テスト
“The government is under pressure to reduce unemployment, which has risen to 8% this quarter.”
① 失業者一人ひとりの苦しみ
② 失業率
③ 解雇の手続き
④ 失業給付の金額
② 失業率。文中で「8%に上昇した」という数値が示されており、これはunemploymentが社会全体の統計的指標(失業率)として使われている文脈。個人の状態や手続き・給付金額ではなく、経済指標としての「失業率」と訳すのが最も自然。
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