alcohol
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
alcoholはアラビア語「al-kuḥl(細かい粉末・精髄)」に由来し、もともとは蒸留によって得られる「純粋な本質」を指していた。化学的には炭素鎖に「ヒドロキシル基(-OH)」を持つ有機化合物の総称であり、エタノール・メタノール・グリセリンなどすべてalcoholに含まれる。日常会話では飲料に含まれるエタノールを指すことが多く「酒」「酒類」を意味するが、化学・医療文脈では燃料や消毒剤としての広いアルコール全般を指す。コアイメージは「蒸留・精製によって取り出されたもの=特定の化学的性質を持つ透明な揮発性液体」であり、文脈次第で「酒」「アルコール」「消毒液」など訳し分けが必要になる。
2意味一覧
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名詞
アルコール(化学物質としての総称)
ヒドロキシル基(-OH)を持つ有機化合物全般を指す化学用語としての用法。コアイメージである「蒸留で得られる純粋な物質」がそのまま化学的定義に直結している。 -
名詞
酒、酒類、飲酒
飲料用アルコール(エタノール)を指す日常的用法。化学的なalcohol全体から、人が摂取する「飲み物としての酒」に意味が特化した用法で、最も頻繁に使われる。 -
名詞
(rubbing alcohol など)消毒用アルコール・アルコール消毒液
揮発性・殺菌性という化学的性質から派生した、医療・衛生用途でのalcohol。「アルコール」という訳で通じるが、文脈によっては「消毒液」と意訳した方が自然な場合がある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「alcohol=お酒」とだけ覚えると、化学や医療の文脈でethanol(エタノール)・methanol(メタノール)なども含む上位概念として使われていることを見落としてしまう。文脈を必ず確認すること。
liquorやspiritと混同しやすいが、alcoholは物質名・総称であるのに対し、liquorは高アルコール度数の蒸留酒、spiritはさらに格式ある表現と使い分けられる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| liquor | ウイスキー・ウォッカなど高度数の蒸留酒を主に指し、alcoholより口語的・具体的。総称としてのalcoholよりも「強いお酒」というニュアンスが強い。 |
| spirits | 蒸留酒全般を指す(やや格式ばった表現)。alcoholが化学・日常両方で使えるのに対し、spiritsは飲料文脈に限定される。 |
| ethanol | 飲料・燃料に使われるアルコールの化学名。alcoholが日常~化学まで幅広いのに対し、ethanolは専門・化学文脈専用で、日常会話には使わない。 |
| drink | 「飲み物・お酒」の口語的表現。He had a drink.のように不可算・可算両方で使え、alcoholより砕けたニュアンス。 |
対義語: water(無アルコールの代表物)、soft drink(ノンアルコール飲料)
6派生語・関連語
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alcoholic
形容詞
アルコールを含む、アルコール性の -
alcoholic
名詞
アルコール依存症の人、飲んだくれ -
alcoholism
名詞
アルコール依存症 -
non-alcoholic
形容詞
アルコールを含まない、ノンアルコールの
7コロケーション
- drink alcohol(アルコールを飲む)
- alcohol abuse(アルコールの乱用・飲酒問題)
- rubbing alcohol(消毒用アルコール)
8確認テスト
The label on the bottle warns that this product contains alcohol and should be kept away from fire.
① お酒
② アルコール(可燃性の化学物質)
③ 飲料水
④ 消毒液
正解:②
「瓶のラベルにはこの製品にはアルコールが含まれており、火気厳禁と記載されている」という文脈。「火気厳禁」という警告から、飲料(お酒)ではなく可燃性の化学物質としてのalcoholが意図されている。①は飲み物の文脈に限定されすぎ、④の「消毒液」は用途が限定的すぎる。この文では化学物質としての性質(引火性)が強調されており、②が最も正確。
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