apart
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
apartのコアイメージは「ある地点から切り離されて、距離を置いた状態」です。もともとフランス語の「à part(一方に)」に由来し、何かが主体から「分かれて・離れて」いる状態を表します。物理的な距離(家が2棟離れている)だけでなく、概念的な分離(意見が異なる、区別する)にも使われます。「別々に」「切り離して」というニュアンスが根底にあるため、tell apart(区別する)やapart from(〜は別として)といった表現でも、「一方を主体から切り離して考える」というイメージが一貫して流れています。
2意味一覧
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副詞・形容詞
(空間的に)離れて、隔たって
物理的に2つのものの間に「隔たり」がある状態。距離が存在するコアイメージそのまま。 -
副詞
別々に、ばらばらに
1つのまとまりが「切り離されて」個々になった状態。分解・分離のニュアンス。 -
副詞
(tell apart などで)区別して、見分けて
2つのものをそれぞれ「切り離して」識別するイメージ。混在した状態から引き離す感覚。 -
前置詞的用法(apart from)
〜は別として、〜を除いて
ある事柄を議論の主体から「切り離して」脇に置くイメージ。except とは異なり「除外して残りを見る」感覚が強い。
3例文
4よくある間違い・注意点
apart from と except の混同に注意。apart from は「一旦脇に置いて残りを評価する」ニュアンスで、ポジティブな文脈でも使える(Apart from a few mistakes, it was perfect.)のに対し、except は純粋な「除外」で中立的。
apart は副詞・形容詞であり、単独で「離れた」と形容詞的に使う場合は後置修飾が基本(例: a world apart)。a part(名詞)と混同してスペルを間違えやすいので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| separate | separateは「能動的に引き離す・分ける」行為や結果を指すことが多いが、apartは結果として「離れている状態」に焦点を当てる副詞・形容詞的ニュアンスが強い。 |
| aside | asideは「横に(脇に)置く」イメージで、set aside / put asideのように方向性が明確。apartは「隔たり」そのものを表すのに対し、asideは移動の方向性を含む。 |
| away | awayは「遠ざかって・離れて」という移動・距離のイメージが強いが、apartは「2点間の隔たり」や「分離状態」に焦点があり、区別・分離の文脈でも使える点が異なる。 |
対義語: together、united
7コロケーション
- tell A apart(AとBを見分ける・区別する)
- apart from 〜(〜は別として/〜を除いて)
- fall apart(バラバラになる・崩れる)
8確認テスト
“When she moved abroad, her family gradually fell apart.”
①家族が海外に引っ越したとき、少しずつ仲違いしてしまった。
②彼女が海外に移ってから、家族はだんだんとバラバラになっていった。
③彼女が海外に引っ越したとき、家族は悲しみで打ちひしがれた。
④海外に移住したことで、家族全員が離ればなれに暮らすことになった。
正解は②。fall apartは「ひとつのまとまりが切り離されてバラバラになる」というapartのコアイメージが fall(落ちる・崩れる)と結びついた表現。物理的な崩壊だけでなく、家族・関係・組織が「まとまりを失ってほつれていく」プロセスを表す。①は「仲違い」と原因を限定しすぎ、③④はapartのコアイメージから離れた意訳になっている。
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