aside
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
asideのコアイメージは「メインの流れや中心から横にずれた位置・状態」です。a-(〜の方向へ)+side(横・側面)が語源で、物理的に「わきに置く・どける」動作から始まり、比喩的に「本筋から外して一時保留する」「考慮の外に置く」という意味へと広がります。「違いはわきに置いておこう」も「感情は横に置いて考えよう」も、すべて「今扱っている本流からいったん横にずらす」という同じイメージです。演劇用語でのasideが「(観客に向けた)傍白」を指すのも、舞台の本筋から「横にはみ出した発言」というイメージから来ています。
2意味一覧
-
副詞
わきに、かたわらに(物理的な横移動)
人や物を文字通り中心から横にずらす動作。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
副詞
(問題・感情などを)置いておいて、ひとまず棚上げして
「本筋から横にずらして保留する」比喩的用法。「put aside(別にとっておく・棚上げにする)」がその典型。 -
副詞・前置詞
〜は別として、〜を除けば(aside from)
「aside from〜」で「〜を主流から横にどかして考えれば」→「〜を除けば・〜はさておき」という意味になる。 -
名詞
(演劇・会話での)傍白、余談、ひそひそ話
本筋の台詞や会話から「横にはみ出した」発言。重要だが見落とされがちな意味で、英文読解に頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「put aside」と「set aside」はほぼ同義で使えますが、set asideはやや改まった文脈や「法的・公式に取り置く」場面(例:set aside a budget)で好まれます。両者を混同すること自体は大きな問題ではないですが、ニュアンスの差は意識しておきましょう。
「aside from」を「apart from」と混同しがちです。どちらも「〜を除けば」の意味ですが、aside fromはやや口語的・米語的で、apart fromはやや格式的・英語的なニュアンスがあります。入試では意味的にほぼ同義として扱われますが、区別して覚えると語彙が増えます。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| apart | 「分離・距離」のイメージが強く、「離して」「ばらばらに」の意味が中心。apart fromで「〜を除いて」にもなるが、asideほど「横にずらして保留する」感はない。 |
| away | 「遠ざかる・離れていく」方向性が強く、戻ってこない離脱のイメージ。asideは「横に置くが、また使える」含みがあるのに対し、awayはより完全な離脱を示す。 |
| besides | 「〜に加えて・〜の他に」が中心義。aside from が「〜を除けば(その他は良い)」という引き算的含みを持つのに対し、besidesは足し算的なニュアンスが強い。 |
対義語: front and center(注目の中心に)、into the mainstream(本流に)
6派生語・関連語
-
set-aside
名詞・形容詞
(農地などの)転用・休耕;取り置かれた
7コロケーション
- put aside(〜を脇に置く、棚上げにする)
- set aside(〜を取っておく、確保する)
- aside from(〜を除いて、〜はさておき)
8確認テスト
“The CEO pulled her assistant aside after the meeting and whispered, ‘We need to talk about the budget.’”
① わきに連れ出して
② 脇に置いておいて
③ 〜は別として
④ 傍白として
① わきに連れ出して。pull someone aside は「(人を)人目を避けてわきに連れ出す」という慣用表現。コアイメージ「本流(会議の場)から横にずらす」が物理的な人の移動として現れた典型例。②は物の保留、③はaside from、④は演劇用語で、いずれもこの文脈には合わない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。