junior
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
juniorのコアイメージは「ある基準よりも下の位置にある」こと。ラテン語のjuvenis(若い)が語源で、年齢・地位・経験・役職などあらゆる「序列」において相対的に下にある状態を表す。「年下の」「後輩の」「下級の」はいずれもこの「相対的に下」というイメージから生まれている。重要なのはこれが必ず「誰かとの比較」で成立する相対的な概念であること。また、アメリカ英語では高校・大学の「3年生」を指す名詞としても使われる(1年目からjunior→sophomore→junior→seniorと上がっていく)。名前の後ろにつけてJr.(ジュニア)と書けば「息子」を意味することも覚えておきたい。
2意味一覧
-
形容詞
年下の、年齢が下の
年齢という序列において「下の位置」にあるというコアイメージが直接反映されている。 -
形容詞
後輩の、下位の、下級の
経験・役職・キャリアという序列で「下の位置」にある人を指す。組織や集団の中での相対的な地位の低さを表す。 -
名詞
後輩、年下の人、下級生
「序列が下の人」をそのまま名詞化したもの。my juniorで「私の後輩・年下」となる。 -
名詞
(米)高校・大学の3年生
4段階の学年序列(freshman→sophomore→junior→senior)の中で「上から2番目=まだ下」という位置づけ。日本語では単に「3年生」と訳すことが多い。 -
名詞・形容詞(語尾)
(父と同名の)息子、〜ジュニア(Jr.)
父と息子という世代の序列で「下の存在」。John Smith Jr. は「息子のジョン・スミス」を意味する。
3例文
4よくある間違い・注意点
junior は必ず「誰かとの比較」で使う相対概念。she is junior という単独の使い方は不自然で、junior to me(私より年下)や a junior member(下位のメンバー)のように基準を示すか修飾語として使う必要がある。
日本語の「ジュニア」はスポーツなどで「若年層」を指すが、英語のjuniorはそれだけでなく組織の地位・学年にも広く使われる。「若い」というイメージだけで覚えると意味を取り違えやすい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| subordinate | 組織・職場における「部下・下位の者」に限定されたより公式な表現。juniorが年齢や学年にも使えるのに対し、subordinateは職務上の上下関係に特化している。 |
| younger | 純粋に「年齢が若い・年下」という意味のみ。juniorが持つ「地位・役職・学年の下位」というニュアンスはない。 |
| minor | 「重要度・規模が小さい」という下位性を表すが、人の地位や年齢には基本的に使わない。 |
対義語: senior、superior
6派生語・関連語
-
seniority
名詞
年功、先任権(juniorの対義語 senior からの派生)
7コロケーション
- junior member(下位のメンバー・後輩)
- junior high school(中学校)
- junior to ~(~より年下・下位で)
8確認テスト
“My boss asked a junior colleague to handle the report.”
① 若々しい同僚
② 年下の・後輩の同僚
③ 3年生の同僚
④ 息子と同名の同僚
②「年下の・後輩の同僚」が正解。職場という序列の中で「相対的に下の立場にある」同僚を指している。juniorのコアイメージ「序列が下」が組織・役職の文脈で使われた典型例。①は意味が異なり、③④はこの文脈には合わない。
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