law
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
lawのコアイメージは「人間や自然界を支配する、逃れられない規則・原理」。単なる「決まりごと」ではなく、「それに背けば必ず結果が生じる」という強制力・必然性が本質にある。だから国家が定めた「法律」にも、自然界の「法則」(law of gravity=重力の法則)にも同じ単語が使われる。「規定」「慣習」というやや異なる意味も、「社会や集団が従うことを余儀なくされているルール」というコアから派生している。「この宇宙では誰も逃げられない」という絶対性が、lawの根底に流れるニュアンスだ。
2意味一覧
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名詞
法律、法(体系)
国家が定め、すべての人を縛る「逃れられないルール」。コアイメージそのものの意味。 -
名詞
規定、慣習、(集団内の)ルール
国家法ほど厳密でなくても、「その共同体での逃れられない取り決め」というコアが生きている。 -
名詞
(自然・科学の)法則
自然界も「例外なく支配される原理」であり、「逃れられない規則」というコアが科学分野にも拡張されたもの。例:the law of gravity(重力の法則) -
名詞
法学、法律学
「法律」という体系全体を指すところから転じて、その学問領域をも指す。例:study law(法律を学ぶ)
3例文
4よくある間違い・注意点
「law」は法律全体の体系や概念を指すのに対し、個々の条文・法令は a law(可算)や a rule と表現することがある。「break the law(法律を破る)」は不可算だが「pass a new law(新しい法律を可決する)」は可算と、使い方が変わる点に注意。
「rule(ルール・規則)」と混同しがちだが、law は「強制力・必然性を持った普遍的な規則」、rule は「特定の場・集団での取り決め」というニュアンスの差がある。自然法則には law を使い rule は使わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rule | 特定のゲーム・学校・職場など限られた場での「規則」。lawほどの強制力・普遍性はない。 |
| regulation | 行政・機関が定める「規制・規定」。lawより具体的・細則的なルールを指すことが多い。 |
| legislation | 「立法」や「法律(群)」を意味し、法律を制定するプロセスや成文法の集まりを強調する。 |
| principle | 「原則・原理」。自然法則に近いが、倫理・哲学的な「基本原則」を指すことが多く、lawの持つ強制性よりも指針的なニュアンスが強い。 |
対義語: disorder、chaos、lawlessness
6派生語・関連語
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lawful
形容詞
合法的な、法にかなった -
unlawful
形容詞
違法な、不法の -
lawyer
名詞
弁護士、法律家
-
lawmaker
名詞
立法者、国会議員 -
lawsuit
名詞
訴訟
-
lawless
形容詞
無法の、法を無視した
7コロケーション
- break the law(法律を破る)
- obey / follow the law(法律を守る)
- the law of gravity / nature(重力の法則/自然の法則)
8確認テスト
“Scientists have discovered that the law of conservation of energy holds true even at the quantum level.”
① 法律
② 慣習
③ 法則
④ 規定
③「法則」が正解。conservation of energy(エネルギー保存)という自然科学の文脈で使われており、「誰も・どんな状況も逃れられない普遍的な原理」というlawのコアイメージが、科学の「法則」として現れている。①〜②④は人間社会のルールを指す訳で、自然科学の文脈には不自然。
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