possible
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
possibleのコアイメージは「実現・存在・発生の余地(space)がある」こと。ラテン語のposse(できる)が語源で、「その可能性の空間がゼロではない」という感覚がベースにある。「可能な」と訳すときは物理的・論理的に実現できる余地があること、「ありうる」と訳すときはその事態が起こりうる余地があることを指す。どちらも「完全には否定できない余地がある」という共通したイメージから生まれている。また「できる限りの〜」という意味でも使われるが、これも「余地の中で最大限に広げた」イメージ。日本語の「可能な」は能動的なニュアンスが強いが、possibleはもっと中立的で「その余地が存在する」という状態を表す点に注意。
2意味一覧
-
形容詞
可能な、実現できる
物理的・論理的に実現する余地がある状態。「できる余地がゼロではない」がコアイメージそのもの。 -
形容詞
ありうる、起こりうる
ある事態が発生する余地がある、つまり否定しきれない可能性の空間が存在するというイメージ。 -
形容詞
できる限りの、最大限の(as … as possible の形で)
「余地の中で最も端まで広げた」イメージ。as soon as possible(できる限り早く)のように、余地の最大値を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
possible(余地がある状態)とable(能力・条件が備わっている)の混同に注意。「It is possible for him to swim」は「彼が泳ぐことはありうる(状況的に可能)」で、「He is able to swim」は「彼は泳ぐ能力がある」という違いがある。
It’s possible that … は「〜かもしれない」という不確かさを表すが、日本語で「可能だ」と直訳すると誤解を生む。文脈によって「ありうる」「かもしれない」「可能性がある」など訳し分けることが大切。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| likely | likelyは「ありそう・確率が高い」という意味で、possibleより実現の確度が高いニュアンス。possibleは単に余地があるだけで確率は問わない。 |
| feasible | feasibleは「実際的に実行可能」という意味で、計画・方法などが現実的に成立しうるかに焦点が当たる。possibleより具体性・実用性が強い。 |
| conceivable | conceivableは「頭の中で想像・思考できる」という意味で、論理的に矛盾しなければ使える。possibleより広く、現実の制約をあまり問わない。 |
対義語: impossible、unlikely
6派生語・関連語
7コロケーション
- as soon as possible(できる限り早く)
- it is possible that …(〜ということもありうる)
- wherever possible(可能な限り、できるところでは)
8確認テスト
“We need to keep the damage as small as possible.”
① 小さな被害を維持すること
② できる限り被害を小さく抑えること
③ 被害が小さくなる可能性があること
④ 被害が小さいことが可能であること
②
「as … as possible」は「余地の中で最大限に〜する」というコアイメージを持つ慣用表現。「できる限り〜する」と訳すのが最も自然。①③④はいずれも構文の意味を取り違えている。この表現は受験英語でも頻出で、as soon as possible(ASAP)と並んで最重要コロケーションの一つ。
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