theft
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
theftのコアイメージは「他人の所有するものを、相手の意思に反してひそかに持ち去る行為そのもの」である。動詞steal(盗む)の名詞形に相当するが、theftは「行為・事実」としての窃盗を指す抽象名詞として機能する。特徴的なのは、物理的な物品の窃取だけでなく、知的財産・個人情報・アイデンティティなど無形のものを盗む行為にも広く使われる点だ。法律用語としての響きが強く、robberやburglaryと異なり「暴力や侵入」の要素を含まない純粋な「盗み」の概念を表す。日常・法律・ニュースいずれの場面でも幅広く使われる中核的な語である。
2意味一覧
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名
窃盗(罪)・盗み
「他人のものをひそかに奪う行為」そのものを指す最も基本的な用法で、法律上の犯罪行為としての意味を持つ。 -
名
(比喩的に)剽窃・横領・不正取得
コアイメージの「無断で奪う」が物品以外にも拡張され、アイデアや個人情報などを不正に取得する行為にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
theftとrobbery・burglaryを混同しやすい。theftは「盗みの行為」全般を指すが、robberyは「暴力や脅迫を伴う強盗」、burglaryは「建物への不法侵入を伴う窃盗」と意味が限定される。試験でこれらを同義語として扱うと誤りになるので注意。
theftは不可算名詞として使うことが多いが、「個々の窃盗事件」として可算名詞(a theft / thefts)になることもある。文脈を見て使い分けること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| robbery | 暴力・脅迫を伴う「強盗」を指す。theftより重大で危険な犯罪というニュアンスがあり、被害者への直接的な脅威を含む。 |
| burglary | 住居や建物への「不法侵入」を伴う窃盗に限定される。夜間に家に忍び込む「押し込み強盗」のイメージ。 |
| stealing | 動詞stealの動名詞で、より口語的・日常的な響き。theftが法律や報道で使われるのに対し、stealingは日常会話で自然。 |
| shoplifting | 店舗での万引き行為に特化した語。theftの下位概念であり、より限定的な場面でのみ使われる。 |
対義語: donation(寄付)、restitution(返還・賠償)
6派生語・関連語
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steal
動
盗む(theftの動詞形に相当)
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thief
名
泥棒・窃盗犯(theftを行う人物)
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thievish
形
盗みをはたらく・ひそかな(あまり一般的でないが語源的派生語)
7コロケーション
- commit theft(窃盗を犯す)
- identity theft(個人情報の盗用・なりすまし詐欺)
- be charged with theft(窃盗罪で起訴される)
8確認テスト
“The company suffered significant losses due to the theft of confidential data by a former employee.”
① 破壊 ② 流出 ③ 不正取得 ④ 改ざん
③ 不正取得。theftのコアイメージは「他者のものを無断で奪う行為」であり、対象が物理的な物品でなく「機密データ」という無形のものでも成立する。「流出(②)」は情報が外に出ること全般を指し意図的なニュアンスが薄く、「改ざん(④)」「破壊(①)」はtheftの意味とは異なる。「不正取得」が盗みのコアイメージを最も正確に反映した訳となる。
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