thirst
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
thirstのコアイメージは「内側から突き上げてくる、満たされない欠乏感」です。喉が乾いた状態は、体の内部が水を必要として強烈なシグナルを送っている状態。この「体が何かを強く求めて止まらない」感覚が、物事への強い欲求・熱望へと意味を広げています。longingやdesireが「外にある対象を望む」ニュアンスを持つのに対し、thirstは「自分の内側が乾ききって、それなしでは生きられないほど切実に求めている」という切迫感・渇望感が根底にあります。そのため知識への飢えや冒険への憧れを表す際にも、ただの「望み」ではなく「渇き」という強度が伝わります。
2意味一覧
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名
のどの渇き、渇水感
内側の体が水分を強く必要としている状態。コアイメージそのものの、最も基本的な用法。 -
名
(〜への)熱望、渇望
喉の渇きと同じ「内側から湧く切実な欠乏感」が、知識・成功・冒険などへの強烈な欲求として転用されたもの。 -
動
(〜を)渇望する、切望する
名詞のコアイメージをそのまま動詞化したもの。thirst for〜の形で「〜を喉が渇くほど求める」という切実さを表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
thirst for〜とlonging for〜を混同しがち。longingは「遠くにあるものへの憧れ・切なさ」、thirstは「今まさに内側が乾いており満たさずにはいられない切迫感」。longing for homeは「故郷への切ない憧れ」だが、thirst for successは「成功を渇望して動き続ける能動的な衝動」というニュアンスの違いがある。
動詞用法を見落とすことが多い。He thirsts for power.(彼は権力を渇望している)のように動詞でも使えることを覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| longing | 遠くにある対象への切なく受け身な憧れ。thirstの「内から突き上げる切迫感」より、やや穏やかで受動的なニュアンス。 |
| craving | 本能的・衝動的な欲求で、食欲や依存に近い強さ。thirstより動物的・衝動的な印象が強い。 |
| desire | 広く「望み・欲求」全般を指す汎用語。thirstほどの切迫感・切実さは含まない。 |
| hunger | thirstと同様に比喩用法があり「飢え・熱望」を意味する。thirstがやや精神的・知的な渇望に使われやすいのに対し、hungerはより肉体的・本能的なエネルギーを感じさせる。 |
対義語: satisfaction(満足)、satiety(充足、満腹感)
6派生語・関連語
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thirsty
形
のどが渇いた;〜を熱望している(thirsty for〜)
-
thirstily
副
渇望して、がつがつと -
thirst for
動詞句
〜を渇望する、強く求める
7コロケーション
- a thirst for knowledge(知識への渇望)
- quench one’s thirst(のどの渇きを癒す/欲求を満たす)
- thirst for power(権力を渇望する)
8確認テスト
“The young scientist had an unquenchable thirst for the truth.”
① 真実に対する満ち足りた気持ち
② 真実を求める癒やしがたい渇望
③ 真実についての漠然とした興味
④ 真実から逃れたいという衝動
②
【解説】unquenchable(癒やしがたい)+thirst for the truth(真実への渇き)というコンビネーション。thirstのコアイメージ「内側から湧き上がる、満たされない切実な欠乏感」と、unquenchable(どうしても満たせない)が組み合わさり、「どれだけ知っても知り足りない、強烈な真実への渇望」を表している。①は正反対の意味、③は強度が足りない、④は方向が逆。
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