nuclear
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
nuclearの語源はラテン語の「nucleus(核・種)」で、もともと「中心にある小さな核」を指す。原子の中心にある「原子核(nucleus)」から派生した形容詞であり、「原子核に関わるもの」というのがコアイメージ。原子核を分裂・融合させる際に生じる膨大なエネルギーを利用するのが「核エネルギー・原子力」、そのエネルギーを破壊兵器として使うのが「核兵器」となる。また、比喩的に「中心核となる家族(核家族)」という意味にも広がる。つまりnuclearは常に「核(中心)を基点にした何か」を表す単語であり、文脈に応じて「核の」「原子力の」「核家族の」などと訳し分けられる。
2意味一覧
-
形容詞
核の、原子核の
原子核(nucleus)そのものに関係する、という最も直接的な意味。物理学的文脈で使われることが多い。 -
形容詞
原子力の、核エネルギーを利用した
原子核を分裂・融合させて得るエネルギーを指す。nuclear power(原子力)やnuclear plant(原子力発電所)など、エネルギー源としての文脈で使われる。 -
形容詞
核兵器の、核戦争の
核エネルギーを破壊目的に使う文脈。nuclear war(核戦争)、nuclear weapons(核兵器)など軍事・安全保障の場面で頻出。 -
形容詞
核家族の(nuclear familyとして)
「中心的な核となる家族単位」という意味から、親と子のみで構成される最小単位の家族を指す。大家族(extended family)に対して使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「nuclear」は「核の」と丸暗記してしまいがちだが、nuclear family(核家族)のように、物理・軍事と無関係な文脈でも使われることを知っておくことが重要。長文読解で突然登場しても対応できるようにしておこう。
「atomic」と混同しやすいが、nuclearは「原子核(nucleus)レベルのエネルギー・現象」を指し、atomicは「原子(atom)全体」に関わるニュアンス。nuclear weaponとatomic bombはほぼ同義に使われることもあるが、現代の技術・政策文書ではnuclearがより一般的・包括的な表現として使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| atomic | 「原子(atom)」に関わるという意味で使われ、nuclearとほぼ同義に使えるが、atomic bombのように歴史的・物理的文脈で使われやすい。nuclearの方が現代の政策・エネルギー文脈で広く使われる。 |
| radioactive | 「放射性の・放射能を持つ」という意味で、核物質が放出する放射線に焦点が当たる。nuclearが核エネルギー全般を指すのに対し、radioactiveは放射能・放射線の危険性に特化したニュアンス。 |
対義語: conventional(通常兵器の)、fossil-fuel(化石燃料の)、renewable(再生可能な)
6派生語・関連語
-
nucleus
名詞
核、原子核、細胞核;(組織の)中枢 -
nuclei
名詞(複数形)
nucleusの複数形 -
denuclearize
動詞
非核化する(denuclearizationで非核化という名詞)
7コロケーション
- nuclear power(原子力)
- nuclear weapons(核兵器)
- nuclear family(核家族)
8確認テスト
“The rise of the nuclear family changed how people thought about home and community.”
① 核エネルギーを使った
② 核兵器による
③ 核家族の
④ 放射性の
③
「nuclear family」は「親と子どもだけで構成される最小単位の家族=核家族」を指す決まり表現。nuclearの「中心的な核」というコアイメージが、社会の基本単位としての家族に比喩的に適用されたもの。この文では「核家族の台頭が、家や地域社会についての考え方を変えた」という意味になる。①②④はいずれも物理・軍事の文脈であり、home(家)やcommunity(地域社会)という語句の文脈と合わない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。