diabetes
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
diabetesはギリシャ語の「diabainein(通り抜ける)」に由来し、「水が通り抜けていくように尿が大量に出る病気」というイメージが語源にある。医学用語として厳密に「糖尿病」を指すが、正確には血糖値が慢性的に高くなる代謝疾患全般を指す。体内でインスリンが正常に機能せず、糖分が細胞に取り込まれないまま血中に蓄積し、尿中にも排出される状態である。日常英語でもdiabetesは一般的に使われ、医療・健康系の長文読解では頻出する。「糖尿病」という訳語が定着しているが、「インスリン関連の代謝異常」という疾患本質を押さえておくと関連語の理解にも役立つ。
2意味一覧
-
名詞
糖尿病(血糖値が慢性的に高くなる代謝疾患)
体内を糖分が「通り抜けて」尿中に漏れ出す状態を指し、語源のイメージそのままに「糖が溢れる病」として定着した医学用語。 -
名詞
(広義)尿崩症(diabetes insipidusとして、インスリン非関連の多尿症も指す)
語源が「水が通り抜ける」状態全般を指すため、抗利尿ホルモン不足による尿崩症もdiabetesと呼ばれることがある(主に医学専門文脈)。
3例文
4よくある間違い・注意点
発音に注意。「ダイアベティーズ」と読み、最後のsは複数形ではなく語尾の一部なので、a diabetesとは言わず不可算名詞として扱うのが基本。
「diabetes」単体では通常「糖尿病(diabetes mellitus)」を指すが、医学文脈では「diabetes insipidus(尿崩症)」との区別が必要になる場合がある。受験では前者の意味で十分。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| diabetes mellitus | 「糖尿病」の正式医学名称。日常・受験英語ではdiabetes単体で同義に使われるが、論文等ではmellitusを付けて尿崩症と明確に区別する。 |
| hyperglycemia | 「高血糖症」を指す医学用語。diabetesが疾患名であるのに対し、hyperglycemiaは血糖値が高い状態そのものを指すため、症状・状態を説明する文脈で使われる。 |
6派生語・関連語
-
diabetic
形容詞・名詞
(形)糖尿病の;(名)糖尿病患者 -
diabetically
副詞
糖尿病的に(専門文脈でまれに使用) -
prediabetes
名詞
糖尿病予備群(血糖値が正常より高いが糖尿病未満の状態)
7コロケーション
- type 1 / type 2 diabetes(1型/2型糖尿病)
- manage / control diabetes(糖尿病を管理・コントロールする)
- develop / be diagnosed with diabetes(糖尿病を発症する/と診断される)
8確認テスト
Early screening is crucial because diabetes can progress silently for years before symptoms appear.
① 糖尿病は症状が現れる何年も前から静かに進行する可能性があるため、早期スクリーニングが重要だ。
② 糖尿病は発見されるとすぐに症状が出るため、定期検診が重要だ。
③ 糖尿病は音もなく体内に侵入するウイルスであるため、早期検査が必要だ。
④ 糖尿病の症状は静かな場所でのみ現れるため、スクリーニングは無症状時に行う。
①が正解。「progress silently(無症状のまま進行する)」という表現が糖尿病の重要な特徴(初期は自覚症状がない)を正確に表しており、①だけが文の論理(無症状だから早期発見が重要)を正しく反映している。②③④はsilentlyや文構造を誤解した訳になっている。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。