landmark
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
landmarkはland(土地・地形)+mark(印・しるし)が合わさった語で、「その土地の中で特に際立って認識できるもの」というコアイメージを持つ。もともとは航海・旅行者が位置を確認するための「目印となる地物」を指したが、そこから「人々がその存在を基準として位置や状況を把握できるもの」へと意味が広がった。物理的な建造物・地形的特徴(エッフェル塔など)だけでなく、歴史や進歩の「基準点・転換点」にも使われる。「それ以前とそれ以後を分ける際立った出来事」というニュアンスが歴史的文脈での「画期的な出来事」という意味につながっている。
2意味一覧
-
名詞
目印となる建造物・地形(ランドマーク)
土地の中で際立って見え、人々が位置を確認する基準となる物理的な存在がコアイメージそのまま。 -
名詞
画期的な出来事・転換点
時間の流れの中で「際立って目立つ基準点」というコアイメージが、歴史や進歩における「それ以前と以後を分ける重要な出来事」へ転用されたもの。 -
名詞
(法律・行政上の)境界標・境界石
土地と土地の境を示す「際立った印」というコアイメージに最も近い、最も原義に近い用法。法律文書や土地測量の文脈でよく登場する。 -
形容詞
画期的な、歴史的に重要な
「時代の中で際立つ基準点となる」というコアイメージが形容詞的に使われ、landmark decision(画期的な判決)のように名詞を修飾する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「ランドマーク」という外来語は日本語では「観光名所」のイメージが強いが、英語では「歴史的転換点」という抽象的な意味でも頻繁に使われる。特にlandmark ruling(画期的な判決)、landmark decision(画期的な決定)などの形容詞的用法は受験英語でも頻出なので、建物の話でなくても訳せるようにしておくこと。
monumentとの混同に注意。monumentは「記念碑・記念建造物」として意図的に建てられたものを指すが、landmarkは自然地形や既存の建物でも「目印として際立つ」ものなら何でも指せる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| milestone | 「マイルストーン(1マイルごとの距離標)」が原義で、「進歩や発展の過程における段階的な重要地点」に重点がある。landmarkが「際立って目立つ基準点・転換点」全般を指すのに対し、milestoneは特に「達成・進歩の節目」に使いやすい。 |
| monument | 記念・顕彰のために意図的に建設された建造物に限定される。landmarkは意図せず目印になったものも含む点で広い。 |
| turning point | 「転換点・分岐点」という意味でlandmarkと重なるが、よりドラマチックな方向転換のニュアンスが強い。landmark は「際立った基準点」というニュアンスで記念碑的な感覚がある。 |
対義語: obscurity(無名・目立たないもの)、footnote(些細な出来事)
6派生語・関連語
-
land
名詞
土地、陸地 -
mark
名詞・動詞
印、目印;印をつける
7コロケーション
- a landmark decision / ruling(画期的な判決・裁定)
- a historic landmark(歴史的なランドマーク・名所)
- a landmark case(先例的な重要判例)
8確認テスト
“The discovery of DNA’s double helix structure was a landmark in the history of biology.”
① ランドマーク(建造物)
② 境界線
③ 画期的な出来事
④ 実験的な試み
③が正解。この文の landmark は「生物学の歴史における基準点・転換点」として使われており、物理的な建造物ではなく「それ以前と以後を分ける際立った出来事」というコアイメージが現れている。①は物理的建造物に限定しすぎ、②・④はlandmarkのコアイメージとかけ離れている。
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